石井桃子展記念講演会
「石井桃子と『幻の朱い実』」

尾崎真理子

石井桃子が87歳で発表した自伝的長編小説「幻の朱い実」は、戦前の文藝春秋社で共に働いた親友・小里文子(おり・ふみこ)との魂の交流をあざやかに描き、新たな作品世界を世に示しました。
講師の尾崎真理子は、晩年の石井への200時間に及ぶインタビューや関係者への取材をもとに『ひみつの王国 評伝 石井桃子』を出版。今回の講演会では、小里文子にまつわる文壇秘話、吉野源三郎ら時代を動かした編集者との交流秘話を通して石井の生き方を振り返り、女性が仕事を持つことの意味についても考えます。

 

【講師】 尾崎真理子(『ひみつの王国 評伝 石井桃子』著者、本展編集協力)

【日時】 2018年9月15日(土)13:30開演(13:00開場)

【会場】 神奈川近代文学館 展示館2階ホール(定員220名)

【料金】 一般800円(友の会会員、高校生以下は600円)
* 当講演会に参加された方は、9月15日に限り展示観覧料が無料になります。
* 未就学児の入場はご遠慮下さい。

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