「赤い鳥」創刊100年記念「朗読とシンポジウムの集い」
『赤い鳥』を語る

「赤い鳥」創刊号

大正期の童話童謡雑誌『赤い鳥』が創刊されたのは、大正7(1918)年のことでした。創刊号には、芥川龍之介の「蜘蛛の糸」などの童話や、そこから毎号を飾ることになる北原白秋の童謡などが掲載され、一度の中断をはさんで昭和4(1929)年まで196冊が発行されました。中断後の後期『赤い鳥』には新美南吉の「ごん狐」なども掲載されています。今も読み継がれる童話を味わいつつ、日本の児童文学・児童文化の風景を一変させたともいえる『赤い鳥』や同時代の童話、童謡、そして童画をめぐって、その内実や意義について考えます。子どもの本や文化に関心をお持ちの多くの方たちの、ご参加をお待ちしています。

【日時】 2018年9月23日(日)14:00開演(13:30開場)

【会場】 神奈川近代文学館 展示館2階ホール(定員220名)

【料金】 一般1,000円(友の会会員800円)
 *未就学児のご入場はご遠慮ください。

【プログラム】

    • 朗読:山根基世(元NHKアナウンサー)  有島武郎「一房の葡萄」  
    • シンポジウム 「『赤い鳥』が目指したこと」
    • パネリスト:佐藤宗子(千葉大学教授)、松本育子(刈谷市美術館副館長)、矢崎節夫(童謡詩人・金子みすゞ記念館長)/宮川健郎

主催:『赤い鳥』創刊100年記念事業実行委員会  共催:県立神奈川近代文学館、(公財)神奈川文学振興会

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