企画展・収蔵コレクション展18「没後50年 獅子文六展」
(新型コロナウイルスの影響で3月3日に終了しました)

企画展・収蔵コレクション展18「没後50年 獅子文六展」

1950年(昭和25)ころ 撮影・林忠彦

横浜に生まれ、昭和を代表する流行作家として「悦ちゃん」「自由学校」「てんやわんや」など、エスプリとユーモアにあふれる作品で一世を風靡した獅子文六(1893~1969)。近年、レトロでありながらモダンな作品世界が新しい読者の心をとらえ、再び〈獅子文六ブーム〉が起こっています。また、獅子は、劇団「文学座」の創設に関わるなど、演劇人・岩田豊雄(本名)としても活躍しました。
没後50年を記念する本展では、当館が所蔵する「獅子文六文庫」の資料を通して、小説家として、演劇人として、激動の昭和を生き抜いたその生涯と、現代によみがえった作品の数々を紹介します。

※同時開催=常設展「文学の森へ 神奈川と作家たち 第3部 太宰治、三島由紀夫から現代まで」→詳細

【会期】
2019年12月7日(土)~2020年3月3日(火) ※新型コロナウイルス感染拡大を防ぐ観点から会期を短縮しました。
休館日:月曜日(1月13日、2月24日は開館)、12月28日(土)~1月4日(土)
【開館時間】
午前9時30分~午後5時(入館は4時30分まで)
【会場】
神奈川近代文学館第2展示室
【観覧料】
一般500円(350円)、65歳以上/20歳未満及び学生250円(200円)、高校生100円(100円)、中学生以下は無料
*( )内は20名以上の団体料金
※身体障害者手帳、愛の手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方は無料(詳しくはお問い合わせください)
【主催】
県立神奈川近代文学館、公益財団法人神奈川文学振興会
【後援】
文学座、NHK横浜放送局、FMヨコハマ、神奈川新聞社、tvk(テレビ神奈川)
【協賛】
筑摩書房、中央公論新社、東急電鉄、横浜高速鉄道、神奈川近代文学館を支援(サポート)する会
【広報協力】
KAAT 神奈川芸術劇場

関連行事 ※行事についての詳細は、催し物のページをご覧ください。

記念イベント

2月29日(土) トークとライブ 牧村健一郎×曽我部恵一「発見・昭和の大衆モダン文学―獅子文六という作家を知っていますか?」 ※中止

文芸映画を観る会

2020年1月17日(金)、18日(土) 「青春怪談」(1955年、104分) 監督:阿部豊
2020年2月7日(金)、8日(土) 「青空の仲間」(1955年、92分) 監督:堀池清

ギャラリートーク

2020年1月11日、25日、2月1日、15日、3月7日(いずれも土曜日)各日14:00~ 参加無料(要展示観覧料)・申込不要
会場=展示館1階エントランスホール ※3月7日は中止

●<関東大震災と神奈川>コーナー展示を併設しています。
「3.11文学館からのメッセージ」という共通のテーマのもと、全国の文学館が災害と文学にまつわる展示を協力しておこなう全国文学館協議会共同展示の参加企画です。1923年(大正12)9月1日の関東大震災に際して、文学者たちが残した被害状況の記録、亡くなった人々への思い、復興への願いなどを紹介します。

お問い合わせ

公益財団法人神奈川文学振興会
231-0862 横浜市中区山手町110 県立神奈川近代文学館内
TEL045-622-6666 FAX045-623-4841

文学座

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