スポット展示「世界の翻訳本でみる『星の王子さま』~近年の収蔵資料から~」
「大切なものは目に見えない」という言葉で知られるサン=テグジュペリ“Le Petit Prince”。この作品は、第二次世界大戦下の1943年、亡命先の米国で発表以来、世界各国で翻訳され、時代や国境を越えて多くの人々を魅了してきました。日本では内藤濯(あろう)訳『星の王子さま』として1953年に岩波書店から出版され、2005年以降は新訳が相次いで出版されています。
当館では菊本健三氏収集「星の王子さま」コレクションを2014年に受贈、その中から世界各地で出版された様々な言語による“星の王子さま”翻訳本の数々を紹介します。
併せて、同コレクションからジェームス・バリーの名作「ピーター・パン」を収めた英国の稀覯本なども展示します。
※同時開催=常設展「文学の森へ 神奈川と作家たち 第2部 芥川龍之介から中島敦まで」→詳細
- 【会期】
- 2015年(平成27年)11月28日(土)~2016年(平成28年)1月24日(日)
休館日は月曜日(1月11日は開館)、12月28日(月)~1月4日(月) - 【開館時間】
- 午前9時30分~午後5時(入館は4時30分まで)
- 【会場】
- 神奈川近代文学館第3展示室
- 【観覧料】
- 一般250円(150円)、20歳未満及び学生150円(100円)、65歳以上及び高校生100円、中学生以下無料
*( )内は20名以上の団体料金
※東日本大震災の罹災証明書、被災証明書等の提示で無料 - 【主催】
- 県立神奈川近代文学館、公益財団法人神奈川文学振興会
お問い合わせ
公益財団法人神奈川文学振興会
231-0862 横浜市中区山手町110 県立神奈川近代文学館内
TEL045-622-6666 FAX045-623-4841