特別展「100年目に出会う 夏目漱石」

特別展「100年目に出会う 夏目漱石」

「吾輩は猫である」「坊っちやん」「三四郎」「それから」「心」そして「明暗」…人間の心の孤独とあやうさを描いた夏目漱石の作品は、私たちの生き方へ多くの問題を投げかけ、その一方で、夢や謎、笑いに彩られたイメージの宝庫としても読者を魅了して来ました。
作家としての一歩を踏み出した1906年(明治39)、漱石は「余は吾文を以て百代の後に伝へんと欲するの野心家なり」と述べています。そしてこの言葉の通り、漱石が世を去ってから100年という長い歳月の中で、多くの人びとが作品を繰り返し読み、その魅力は、今日に至ってもなお語り尽くされることはありません。漱石文学は読者にとってまさに「飲んでも飲んでもまだある、一生枯れない泉」(奥泉光)なのです。
没後100年を記念して開催する本展は、こうした作品世界と、英文学者から作家に転身しわずか10数年の創作活動のなかで、数々の名作を書き上げた苦闘の生涯を紹介します。漱石と深いゆかりを持つ岩波書店、東北大学附属図書館の所蔵資料、そして、夏目家寄贈資料を中心とした当館所蔵の漱石コレクションをはじめ、数々の貴重資料により展覧。作品・人間へのアプローチを通し、漱石と現代の読者の新たな出会いの場の実現を目指します。

【会期】
2016年(平成28年)3月26日(土)~5月22日(日)
休館日は月曜日(5月2日は開館)
【開館時間】
午前9時30分~午後5時(入館は4時30分まで)
【会場】
神奈川近代文学館第1・2・3展示室
【観覧料】
一般700円(500円)、65歳以上/20歳未満及び学生300円(200円)、高校生100円、中学生以下無料
*(  )内は20名以上の団体料金
※東日本大震災の罹災証明書、被災証明書等の提示で無料
【編集委員】
奥泉光
【主催】
県立神奈川近代文学館・公益財団法人神奈川文学振興会、朝日新聞社
【特別協力】
岩波書店
【協力】
東北大学附属図書館
【後援】
NHK横浜放送局、FMヨコハマ、神奈川新聞社、tvk(テレビ神奈川)
【協賛】
集英社、京浜急行電鉄、相模鉄道、東京急行電鉄、神奈川近代文学館を支援(サポート)する会
【広報協力】
KAAT 神奈川芸術劇場

関連行事 ※行事についての詳細は、催し物のページをご覧ください。

記念講演会 

4月16日(土)「漱石と日本と日本語と日本文学」 講師:水村美苗
4月29日(金・祝)「漱石の孫」 講師:夏目房之介

朗読と対談 

5月15日(日)「夏目漱石作『夢十夜』より」 朗読=真野響子  対談出演=辻原登

文芸漫談 

5月21日(土)「夏目漱石『坑夫』」 出演=奥泉光、いとうせいこう

小型記念日付印 押印イベント

5月3日(火・祝)13:00~16:00 協力=横浜港郵便局(窓口営業部)

ギャラリートーク

会期中の毎週金曜日(4月29日を除く) 14:00~ 参加無料・申込不要(要展示観覧料)
会場=展示館1階エントランスホール

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夏目漱石作品のPOP募集!

あなたの好きな夏目漱石の作品について、POPを作ってその魅力を伝えてみませんか?
〈募集期間:★郵送…3月1日(火)~5月20日(金)/★来館時受付…3月26日(土)~5月22日(日)〉
詳細は募集要項(PDF 308KB)をご覧ください。

お問い合わせ

公益財団法人神奈川文学振興会
231-0862 横浜市中区山手町110 県立神奈川近代文学館内
TEL045-622-6666  FAX045-623-4841

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