特別展「生誕140年 与謝野晶子展 こよひ逢ふ人みなうつくしき」

開催中

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2018年は、歌人・与謝野晶子(1878~1942)の生誕140年にあたります。20世紀の幕開けの年、22歳の晶子が高らかに恋愛を謳いあげた第一歌集『みだれ髪』は、近代日本の文学界に大きな衝撃を与え、新しい詩歌の時代を切り拓きました。文学史上に燦然と耀くその魅力は、今なお褪せることはありません。本展では、現在も多くの読者に親しまれている晶子の2作品-『みだれ髪』と、晶子訳「源氏物語」を軸に、さまざまな晶子の貌を紹介します。
師であった与謝野鉄幹への恋を貫き、情熱の歌人として知られる晶子は、5男6女を育てた母親でもありました。一家の家計は晶子の筆が支えていたこともあり、歌人としてのみならず、詩、評論、小説、童話、古典研究など、さまざまなジャンルで幅広い執筆活動を行っています。明治、大正、昭和にいたる激動の時代のなか、文学者として、また一人の女性として、常に先駆的な立場で生き抜いた人生は、現代の私たちにも強いメッセージを投げかけています。
本展は、堺市博物館・さかい利晶の杜 与謝野晶子記念館をはじめ、多くのご関係の方々、団体にご協力を仰ぎながら、数々の貴重資料とともに、晶子の波瀾の人生を辿ります。

【会期】
2018年(平成30)3月17日(土)~5月13日(日)
休館日は月曜日(4月30日は開館)
会期中、一部資料について展示替えを行います。※前期展示期間=3月17日(土)~4月15日(日)、後期展示期間=4月17日(火)~5月13日(日)
展示替え資料の詳細はこちらのリスト(484KB)をご覧ください。
 
【開館時間】
午前9時30分~午後5時(入館は4時30分まで)
【会場】
神奈川近代文学館第2・3展示室
【観覧料】
一般600円(400円)、65歳以上/20歳未満及び学生300円(200円)、高校生100円、中学生以下無料
*(  )内は20名以上の団体料金
※身体障害者手帳、愛の手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方は無料(詳しくはお問い合わせください)
【編集委員】
尾崎左永子、今野寿美、三枝昻之
【主催】
県立神奈川近代文学館、公益財団法人神奈川文学振興会
【特別協力】
堺市博物館、さかい利晶の杜 与謝野晶子記念館
【協力】
京都府立京都学・歴彩館
【後援】
現代歌人協会、日本歌人クラブ、神奈川県歌人会、横浜歌人会、鎌倉歌壇、NHK横浜放送局、FMヨコハマ、神奈川新聞社、tvk(テレビ神奈川)
【協賛】
勉誠出版、京浜急行電鉄、相模鉄道、東京急行電鉄、横浜高速鉄道、神奈川近代文学館を支援(サポート)する会
【広報協力】
KAAT 神奈川芸術劇場、文豪ストレイドッグスDA製作委員会

展示資料紹介

「源氏物語講義」原稿=複製を禁ず

与謝野晶子「源氏物語講義」原稿

2度にわたる現代語訳のほかに、晶子は詳細な〈講義〉を執筆していたが、数千枚に及ぶ原稿は、完成間近に関東大震災のため焼失した。本原稿は書簡に同封されていたため、1枚だけ現存する。
天眠文庫資料/京都府立京都学・歴彩館蔵 *後期出品

晶子が使用した硯箱=複製を禁ず

晶子が使用した硯箱

鞍馬寺蔵

晶子書「その子はたちくしにながるゝくろかみのおごりの春のうつくしきかな」=複製を禁ず

晶子書
「その子はたちくしにながるゝくろかみのおごりの春のうつくしきかな」

『みだれ髪』所収の歌。堺市博物館蔵 *前期出品 

結婚当時の晶子と鉄幹=複製を禁ず

結婚当時の晶子と鉄幹 1901年(明治34)10月

写真提供:日本近代文学館

※著作権等につきましては、極力調査致しましたが、お気づきの点がございましたら御連絡下さい。

関連行事 ※行事についての詳細は、催し物のページをご覧ください。

生誕140年 与謝野晶子展 記念イベント

4月 7日(土) 講演会Ⅰ「『恋衣』そして晶子と古典」  講師:尾崎左永子

4月21日(土) 講演会Ⅱ 「近代を創る―鉄幹晶子の五十年」  講師:三枝昻之

5月 5日(土・祝) 講演会Ⅲ 「『みだれ髪』―もうひとつの読み方」  講師:今野寿美

4月14日(土) 朗読会 与謝野晶子「新訳源氏物語」から「桐壺」「若紫」  出演:竹下景子


ギャラリートーク

会期中毎週金曜日 各日14:00~ 参加無料・申込不要(要展示観覧料)
会場=展示館1階エントランスホール


お問い合わせ

公益財団法人神奈川文学振興会
〒231-0862 横浜市中区山手町110 県立神奈川近代文学館内
TEL045-622-6666  FAX045-623-4841

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