県立神奈川近代文学館
連句会
かなぶん連句会
タイトル:第10回 かなぶん連句会 「太郎冠者の巻」
選者:小島ゆかり(歌人)、辻原登(作家)、長谷川櫂(俳人)
内容:下記の句に続けて、参加者が半歌仙一八句の七句目(雑)以下を巻きます。
開催日:2024年1月14日(日)
会場:神奈川近代文学館展示館2階ホール
開演:午後1時30分(午後1時開場)、午後4時30分終了(予定)
料金:入場無料(要参加申込)
後援:月刊『望星』
発句:初春や君が得意の太郎冠者 櫂(春)
脇 : 雪解のしづくたらりたらあり ゆかり(春)
第三:上方に春風を売る噺家ゐて 登(春)
*作者注 噺家=桂枝雀。枝雀の創作落語「春風屋」は傑作です。
第四: 何もないから何もかもある 櫂(雑)
第五:三日月を喰はんと屋根にのぼる猫 ゆかり(秋・月)
第六: ジャッカルの日フランスは秋 登(秋)
*続けて、当日会場に集まった参加者が七句目以降を詠み、半歌仙(十八句)の連句を完成させます。
(アドバイス:七句目は、六の句から連想するものを詠んでみましょう。ただし、発句から六句までに類似する言葉やイメージから離れて、新たな世界へ転じてください。)
*六句の解説と七句目へ向けて(辻原登)
ジャッカルは先ず、ネコ属ではなく、イヌ属の動物、狼に似る。語源はサンスクリットという。これだけでもゾクゾク。
『ジャッカルの日』はご存知フォーサイスのベストセラー小説、ド・ゴールを狙うプロの刺客ジャッカル。そして、ラグビーワールドカップ・フランス大会、キャプテン姫野の得意技ジャッカル=B
ボールはさしずめ「十日余りの月」か。時は秋。秋の日のヴィオロンの……、さあ、ため息ばかりついてないで七句目を!
*ご参加の方(観覧のみの方は不要)は開催当日13:20までに七句目(秋で五七五)を葉書大の厚めの紙にサインペンで書いてご提出ください。おひとり様1句です。
*サインペンは当日の投句でも使いますのでご持参ください。
参加申込方法:
*神奈川近代文学館あて電話(045―622―6666)、または当館HPの専用フォームでお名前・電話番号・人数をお知らせください。
*投句は90名限定、観覧のみは110名まで(それぞれ先着順受付)とさせていただきます。
〈注意事項と感染予防の取り組みについて〉:
*諸事情により開催日時等を変更する場合があります。
*会場内では飲食ができませんので、ご注意ください。(別に昼食会場を設けます。)
*ご入場の際にはマスクの着用、手指の消毒にご協力ください。
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