神奈川近代文学館
対談・映画上映会
特別展「安部公房展」記念行事
会場:全て神奈川近代文学館展示館2階ホール
1.記念対談
演題:「成長する壁と覗き穴」
出演:近藤一弥(デザイナー、本展アートディレクション)、三浦雅士(評論家、本展編集委員)
開催日:2024年10月27日(日)
開演:午後2時(午後1時30分開場)
料金:一般1,200円(全席自由・税込み)
   *神奈川近代文学館友の会会員は1,000円
出演者プロフィール
近藤一弥(こんどう・かずや)…1960年東京都生まれ。成城大学芸術学科卒業。桑沢デザイン研究所卒業。1992年株式会社カズヤコンドウ設立。現代美術、音楽、ダンスなどアート関連のポスター、書籍デザインを中心に活動。1998年『安部公房全集』(新潮社)のブックデザインで東京ADC原弘賞を受賞。2000年ブルーノグラフィックビエンナーレ・プラハタイポデザインクラブ賞、2002年桑沢賞を受賞。2003年「没後10年 安部公房展」(世田谷文学館)アートディレクションを担当し「飛ぶ男」を主題にした映像インスタレーションを出展。2024年8月刊行の『安部公房写真集』(新潮社)を編集。現在、東北芸術工科大学教授。
三浦雅士(みうら・まさし)…1946年弘前市生まれ。雑誌「ユリイカ」「現代思想」「大航海」「ダンスマガジン」などの編集長をつとめながら、文芸、現代思想、バレエなどに関する多数の評論を発表。1984年刊行の『メランコリーの水脈』で第6回サントリー学芸賞、1994年刊行の『身体の零度』で第47回読売文学賞、2001年刊行の『青春の終焉』で第13回伊藤整文学賞、芸術選奨文部科学大臣賞を受賞。そのほか『孤独の発明 または言語の政治学』『石坂洋次郎の逆襲』『考える身体』『スタジオジブリの想像力―地平線とは何か』など著書多数。
申込:下記の申込方法を参照

2.記念対談
演題:「安部公房と戦後の政治・芸術運動」
講演:苅部直(政治学者)、鳥羽耕史(文学研究者)
開催日:2024年11月4日(月・振休)
開演:午後2時(午後1時30分開場)
料金:一般1,200円(全席自由・税込み)
   *神奈川近代文学館友の会会員は1,000円
出演者プロフィール
苅部直(かるべ・ただし)…1965年東京都生まれ。東京大学大学院法学政治学研究科博士課程修了。東京大学教授。専攻は日本政治思想史。主な著書に『光の領国 和辻哲郎』、『丸山眞男――リベラリストの肖像』(サントリー学芸賞受賞)、『鏡のなかの薄明』(毎日書評賞受賞)、『歴史という皮膚』『安部公房の都市』『日本思想史の名著30』『基点としての戦後―政治思想史と現代』『小林秀雄の謎を解く―『考へるヒント』の精神史』などがある。
鳥羽耕史(とば・こうじ)…1968年東京都生まれ。早稲田大学大学院文学研究科満期退学。博士(文学)。早稲田大学教授。専門は日本近代文学、戦後文化運動。主な著書に『安部公房 消しゴムで書く』『1950年代 「記録」の時代』『運動体・安部公房』、編著に『安部公房 メディアの越境者』、共編著に『新世紀の文学研究 一国主義を超えて』『転形期のメディオロジー 一九五〇年代日本の芸術とメディアの再編成』『「サークルの時代」を読む 戦後文化運動研究への招待』などがある。
申込:下記の申込方法を参照

3.記念対談
演題:「安部公房または 『現在って何?』」
講演:川上弘美(作家)、三浦雅士(評論家、本展編集委員)
開催日:2024年11月17日(日)
開演:午後2時(午後1時30分開場)
料金:一般1,200円(全席自由・税込み)
   *神奈川近代文学館友の会会員は1,000円
出演者プロフィール
川上弘美(かわかみ・ひろみ)…1958年東京都生まれ。1994年「神様」で第1回パスカル短篇文学新人賞を受賞。1996年「蛇を踏む」で芥川賞、1999年『神様』でドゥマゴ文学賞、紫式部文学賞、2000年『溺レる』で伊藤整文学賞、女流文学賞、2001年『センセイの鞄』で谷崎潤一郎賞、2007年『真鶴』で芸術選奨文部科学大臣賞、2015年『水声』で読売文学賞、2016年『大きな鳥にさらわれないよう』で泉鏡花文学賞を受賞。近著に『恋ははかない、あるいは、プールの底のステーキ』『明日、晴れますように 続七夜物語』などがある。
申込:下記の申込方法を参照

4.記念上映会(第51回文芸映画を観る会)
上映作品:「砂の女」
   (1964年 勅使河原プロダクション 白黒 147分 DVD上映)
監督:勅使河原宏
原作・脚本:安部公房
撮影:瀬川浩
美術:平川透徹、山崎正夫
音楽:武満徹
出演:岡田英次、岸田今日子 ほか
内容:安部公房の同名の小説を映画化。カンヌ国際映画祭審査員特別賞受賞作。
上映日:2024年11月22日(金)、23日(土・祝)
上映開始:各日午後1時30分(午後1時開場)
料金:一般1,000円(全席自由・税込み)
   *神奈川近代文学館友の会会員は800円
申込:下記の申込方法と初回入会登録(上映会のみ)の項を参照

申込方法
電話(045-622-6666/受付は開館日の9時30分〜17時)または下記の各申込フォームでお名前・電話番号・希望日・参加人数をお知らせください。 料金は当日のお支払い、先着順で定員になり次第締め切ります。
お申し込みをいただいた方には、当日9:30から展示館1階ミュージアムショップで入場整理番号付きチケットを販売します。

4の上映会について(入会登録)
*同上映会は、文芸映画を観る会及び神奈川近代文学館友の会向け会員制行事です。4の行事に初めて参加される方は上映会当日に(文芸映画を観る会への)入会登録(登録無料)をお願いします。
予約キャンセルについて
キャンセルの際は各行事とも開催日前日の正午までにご連絡ください。

*申し込みフォーム
10月27日(日)近藤一弥・三浦雅士記念対談
11月 4日(月・振)苅部直・鳥羽耕史記念対談
11月17日(日)川上弘美・三浦雅士記念対談
11月22日(金)記念上映会「砂の女」
11月23日(土・祝)記念上映会「砂の女」

注意事項
*神奈川近代文学館友の会会員の方は、来館時のお求めの際に会員証をご提示ください。
*未就学児の入場はご遠慮ください。
*会場内では飲食できませんので、ご注意ください。
*発熱、咳などの症状がある方には、ご来館をお控えくださるようお願いします。
*館内で大声での会話を控え、咳エチケット等の周囲の方へのご配慮をお願いします。
*ご入館の際には手指の消毒をお願いします。

戻る 上へ