第45回文芸映画を観る会
樋口一葉展記念
「にごりえ」
樋口一葉の短編「十三夜」「大つごもり」「にごりえ」をオムニバス方式で映画化。
【日時】2021年10月23日(土)、24日(日)→11月17日(水)、21日(日)各日13:30上映開始(13:00開場)
【会場】神奈川近代文学館 展示館2階ホール
【料金】一般800円(友の会会員600円)
*未就学児の入場はご遠慮ください。
*この上映会は、文芸映画を観る会・神奈川近代文学館友の会向け会員制上映会です。初めて参加される方は上映会当日に入会登録(登録無料)をお願いします
【内容】
「にごりえ」(1953年 新世紀映画・文学座)
130分/モノクロ/DVD上映
原作:樋口一葉
監督:今井正
脚本:水木洋子、井手俊郎
撮影:中尾駿一郎 制作:伊藤武郎 美術:平川透徹 音楽:團伊玖磨
【第一話 十三夜】
何もわからぬまま高級官吏のもとに嫁いだおせきは中秋の名月の晩、実家に帰ってくる。夫の冷たさを涙ながらに語る娘に母は同情するが、父はなだめて帰らせる。帰りに乗った人力車の車夫はせきの幼馴染だった。彼も失意の底にあった。住む世界が違ってしまった二人の心は――。
出演:芥川比呂志、丹阿弥谷津子、田村秋子ほか
【第二話 大つごもり】
資産家に奉公しているみねは、大みそかの晩貧しい育ての親からお金の工面を頼まれる。やっとの思いで、女主人に借金を願ったのに、断られてしまう。みねはおなかをすかせた子供を思い、ひそかに引き出しから2円を盗んでしまうが――。
出演:中村伸郎、久我美子、長岡輝子ほか
【第三話 にごりえ】
本郷小料理屋の酌婦お力は、金ばなれのよい客を相手にして、苦界から逃れようとしている。客相手に貧しかった幼いころの切ない思い出を語ったりもする。元布団屋の源七は、今は仕事もないのに、妻子をほったらかして、有り金はたいてお力にいれあげている。嫉妬する妻を離縁した源七は、お力を待ち伏せするが――。
出演:淡島千景、山村聰、杉村春子ほか
※新型コロナウィルス感染予防のため、通常より定員を減らして開催する予定です。拡大状況により開催日時等を変更する場合があります。
新型コロナウイルスの感染予防の取り組みについて
・当日は会場入口で検温を実施いたします。発熱、咳などの症状がある方には、ご参加をお断りさせていただく場合がございます。
・ご入場の際にはマスクの着用、手指の消毒にご協力ください
・詳細はガイドライン(PDF 293K)に掲載してあります。ご来館前に必ずご参照ください。詳しくはお問い合わせください。
主催:県立神奈川近代文学館、(公財)神奈川文学振興会、文芸映画を観る会
お問い合わせ
公益財団法人神奈川文学振興会 総務課
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