神奈川近代文学館開館40周年記念企画
文学・どこへゆくのか 第Ⅲ期 作家が受け継ぐもの②

受付中

江國香織
撮影:上田泰世(朝日新聞出版写真映像部)

長く文芸ジャーナリズムのなかにあって、現代文学の実情を見てきた湯川豊と尾崎真理子をナビゲーターとして、現代文学の展開をたどる連続企画。第Ⅲ期では、第Ⅱ期に引き続き、作家が文学の伝統から、何を、どのように受け継ぐのか、現代に生きる作家たちの言葉を通して、文学のゆくえを探ります。3月に開催する最終回では、企画全体を通して見えてきた文学の現在と未来を展望します。

【出演】江國香織(作家)
聞き手・ナビゲーター:湯川豊(文芸評論家)、尾崎真理子(文芸評論家)

【日時】2025年1月26日(日)14:00開演(13:30開場)

【会場】神奈川近代文学館 展示館2階ホール(定員220名・全席自由)

【料金】一般1,200円(友の会会員1,000円)
*未就学児の入場はご遠慮ください。
*お申し込みをいただいた方には、当日9:30から展示館1階ミュージアムショップで入場整理番号付きチケットを販売します。

【申込方法】
電話(045-622-6666)またはこちらの申込フォームでお名前・電話番号・参加人数をお知らせください。料金は当日のお支払い、先着順で定員になり次第締め切ります。
*キャンセルの際は1月25日(土)の正午までにご連絡ください。

〈出演者プロフィール〉
江國香織(えくに・かおり)……1964年、東京生まれ。1987年「草之丞の話」で「小さな童話」大賞、2002年『泳ぐのに、安全でも適切でもありません』で山本周五郎賞、2004年『号泣する準備はできていた』で直木賞、2012年「犬とハモニカ」で川端康成文学賞、2015年『ヤモリ、カエル、シジミチョウ』で谷崎潤一郎賞など、数多くの文学賞を受賞。近著に『ひとりでカラカサさしてゆく』『シェニール織とか黄肉のメロンとか』『川のある街』『読んでばっか』。小説のほか、童話、エッセイ、詩、翻訳など多方面で執筆活動を行う。
湯川豊(ゆかわ・ゆたか)……1938年、新潟市生まれ。慶應義塾大学文学部卒業後、文藝春秋入社。「文學界」編集長、取締役・編集総局長などを経て2003年に退社。以後東海大学文学部教授、京都造形芸術大学教授など。編集者として大岡昇平、丸谷才一、須賀敦子など多くの作家を担当した。著書に『本のなかの旅』『夜の読書』『丸谷才一を読む』など。2009年刊行の『須賀敦子を読む』で読売文学賞を受賞。2019年には長編評論『大岡昇平の時代』を上梓した。
尾崎真理子(おざき・まりこ)……1959年、宮崎生まれ。青山学院大学文学部卒業後、読売新聞社入社。大江健三郎、谷川俊太郎らへのインタビューや評論執筆を行う。同社編集委員などを経て、2022年まで早稲田大学教授。著書に『現代日本の小説』、『大江健三郎 作家自身を語る』(大江氏との共著)など。『ひみつの王国 評伝 石井桃子』で芸術選奨文部科学大臣賞、同作品を含む執筆活動により日本記者クラブ賞、『大江健三郎の「義」』で読売文学賞受賞。神奈川文学振興会理事。

〈第Ⅲ期 日程〉
①宮部みゆき 2024年10月14日(月・祝)  詳細・申込はこちら
②江國香織 2025年1月26日(日)
③松家仁之 2025年3月2日(日) 詳細・申込はこちら
④「文学・どこへゆくのか」(対談:湯川豊・尾崎真理子) 2025年3月30日(日) 詳細・申込はこちら

ご来館の皆様へ
・発熱など、体調不良の方は入館をお控えくださるようお願いします。
・館内では大声での会話を控え、咳エチケット等の周囲の方へのご配慮をお願いします。

主催:県立神奈川近代文学館、(公財)神奈川文学振興会

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お問い合わせ

公益財団法人神奈川文学振興会 総務課
231-0862 横浜市中区山手町110 県立神奈川近代文学館内
TEL : 045-622-6666  FAX : 045-623-4841
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