【選者】小島ゆかり(歌人)、辻原登(作家)、長谷川櫂(俳人)
【日時】2026年1月18日(日)13:30開始(13:00開場)*16:30頃終了予定
【会場】神奈川近代文学館 展示館2階ホール(定員200名〈うち投句90名、観覧110名〉)
入場無料
歌仙であそぼう!
連句会では、参加者が五・七・五の長句と七・七の短句を互い違いに組み合わせて詠み、ひとつの作品世界を完成させます。選句をめぐる選者のお話しもお楽しみください!
初心者や観覧のみの方も歓迎します。
【内容】
初裏四句目に続けて、当日会場に集まった参加者が初裏五句目以降を詠み、半歌仙(十八句)の連句を完成させます。
~花咲く蕪村の巻~ 辻原登『与謝蕪村』をたたへて |
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〈初表〉 | |
発句 春暮れて蕪村花咲く野道かな | 櫂(春) |
脇 蝶の羽音に誘はれて接吻 | 登(春・恋) |
第三 ウィーンの夕闇に似て橋おぼろ | ゆかり(春) |
四 言問団子けふも売り切れ | 櫂(雑) |
五 枝雀来て月と兎を置いていく | 登(秋・月) |
六 すみませんねえ新米高値 | ゆかり(秋) |
〈初裏〉 | |
一 マフチフが薄目で見上げる秋天 | 登(秋) |
二 父が遺した雲形定規 | ゆかり(雑) |
三 やはらかに薔薇は花びら重ねたり | 櫂(夏) |
四 自転車籠に雨ざらしの手紙 | 登(雑・恋) |
初裏五句目は無季(雑)で 恋の五七五。ぴったり付けるのではなく、できるだけ離す感じでお考えください。
【参加申込方法】
★神奈川近代文学館あて電話(045-622-6666)、または申込フォームで、お名前・電話番号・人数をお知らせください。投句は90名限定、観覧のみは110名まで(それぞれ先着順受付)とさせていただきます。
★ご参加の方は開催当日13:20までに初裏五句目(雑・恋で五七五)を葉書大の厚めの紙にサインペンで書いてご提出ください。おひとり1句です。名前や号は書かないでください。
★サインペンは当日の投句でも使いますのでご持参ください。
★観覧のみの方は、投句は不要です。
主催:県立神奈川近代文学館、(公財)神奈川文学振興会
後援:「ウェブ望星」
ご来館の皆様へ
・発熱など、体調不良の方は入館をお控えくださるようお願いします。
・館内では大声での会話を控え、咳エチケット等の周囲の方へのご配慮をお願いします。