イベント

第12回 かなぶん連句会「花咲く蕪村の巻」

かなぶん連句会

小島ゆかり・辻原登・長谷川櫂
【選者】小島ゆかり(歌人)、辻原登(作家)、長谷川櫂(俳人)

【日時】2026年1月18日(日)13:30開始(13:00開場)*16:30頃終了予定

【会場】神奈川近代文学館 展示館2階ホール(定員200名〈うち投句90名、観覧110名〉)

入場無料

歌仙であそぼう!
連句会では、参加者が五・七・五の長句と七・七の短句を互い違いに組み合わせて詠み、ひとつの作品世界を完成させます。選句をめぐる選者のお話しもお楽しみください!
初心者や観覧のみの方も歓迎します。

~花咲く蕪村の巻~
辻原登『与謝蕪村』をたたへて*当日完成の半歌仙(十八句)

春暮れて蕪村花咲く野道かな 櫂(春)
   蝶の羽音に誘はれて接吻 登(春・恋)
ウィーンの夕闇に似て橋おぼろ ゆかり(春)
   言問団子けふも売り切れ 櫂(雑)
枝雀来て月と兎を置いていく 登(秋・月)
   すみませんねえ新米高値 ゆかり(秋)
マフチフが薄目で見上げる秋天しゅうてん 登(秋)
   父が遺した雲形定規 ゆかり(雑)
やはらかに薔薇は花びら重ねたり 櫂(夏)
   自転車籠に雨ざらしの手紙 登(雑・恋)
パレットに搾り切りたる赤絵具 酒旗(雑・恋)
   寒月光に消防士立つ まぎぬ(冬・月)
ざぶざぶとポン酢をかけたやうな猫 まぎぬ(雑)
   君はヘッセが嫌いだったね 響乙(雑)
野球部の朝が始まる鳥の声 一郎(雑)
   何も知らないイチゴ色づく 博美(夏)
飛花落花タイムマシンの旅人へ まぎぬ(春・花)
   雪解水の川のゆく音 那由(春)


~花咲く蕪村の巻~
辻原登『与謝蕪村』をたたへて*先生方が事前に巻いた半歌仙(十八句)

春暮れて蕪村花咲く野道かな 櫂(春)
   蝶の羽音に誘はれて接吻 登(春・恋)
ウィーンの夕闇に似て橋おぼろ ゆかり(春)
   言問団子けふも売り切れ 櫂(雑)
枝雀来て月と兎を置いていく 登(秋・月)
   すみませんねえ新米高値 ゆかり(秋)
マフチフが薄目で見上げる秋天しゅうてん 登(秋)
   父が遺した雲形定規 ゆかり(雑)
やはらかに薔薇は花びら重ねたり 櫂(夏)
   自転車籠に雨ざらしの手紙 登(雑・恋)
すれちがひ眼が燃え上がる交差点 ゆかり(雑・恋)
   月冴え冴えとドラキュラの恋 櫂(冬・月・恋)
美容室鏡に映ってホッとする 登(雑)
   息子夫婦とカフェで遭遇 ゆかり(雑)
いらぬことさしすすすせそちらしずし 櫂(雑)
   何れがムメウメシラシロと問ふ 登(春)
花の座はいかにAI連句会 ゆかり(春・花)
   匂ひも味もなき春の風邪 櫂(春)


主催:県立神奈川近代文学館、(公財)神奈川文学振興会
後援:「ウェブ望星」

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