大佛次郎生誕120年記念講演会Ⅰ
鹿島茂の直球勝負!! ~今、民主主義とは何かを問う~
『フランス第三共和政と大佛次郎』
フランス第三共和政は1870年に成立し、1940年、第二次世界大戦でドイツに降伏するまで続いた政治体制です。これまで、あまり顧みられることのなかった、この70年間が今注目を集めています。クーデター未遂事件や国論を二分する分裂など、何度も国を揺るがす危機に見舞われつつも、フランス革命以降、最も長く議会制民主主義を守った時代であるからです。
大佛次郎のフランス4部作(「ドレフュス事件」「ブゥランジェ将軍の悲劇」「パナマ事件」「パリ燃ゆ」)は、それぞれ当時のフランスが直面した危機的事件を題材にしたノンフィクションです。ポピュリズムの台頭など先が見えない今日、作品に込められた大佛次郎の問いかけを、鹿島茂氏が読み解きます。
【講師】鹿島茂(作家、フランス文学者、明治大学教授)
【日時】2017年6月18日(日)14:00開演(13:30開場)
【会場】神奈川近代文学館 展示館2階ホール(定員220名)
【料金】一般1,000円(友の会会員800円)
*未就学児のご入場はご遠慮ください。
*当講演会に参加された方は、6月18日に限り大佛次郎記念館、神奈川近代文学館ともに観覧料が無料になります。
主催:大佛次郎記念館(公益財団法人横浜市芸術文化振興財団)、県立神奈川近代文学館(公益財団法人神奈川文学振興会)
お問い合わせ
公益財団法人神奈川文学振興会 総務課
231-0862 横浜市中区山手町110 県立神奈川近代文学館内
TEL : 045-622-6666 FAX : 045-623-4841
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