特別展「没後50年 川端康成展 虹をつむぐ人」

開催中

川端康成(撮影・林忠彦)

撮影・林忠彦

「伊豆の踊子」「雪国」「千羽鶴」「山の音」などの代表作で知られるノーベル賞作家・川端康成(1899~1972)。没後50年となる現在も数多くの著作が読まれ続けている、日本を代表する文豪のひとりです。
日本の美を描いた作家というイメージが強い川端ですが、初期には〈新感覚派〉の一員として先鋭的な作品で注目され、長い作家生活のなかで、評論、ドキュメンタリー、中間小説、少年少女小説など、幅広いジャンルの作品を手がけました。変幻自在な筆でつむいだその物語は、驚くべき多様性・多面性に満ちています。また川端は、日本ペンクラブの会長を17年間務めるなど、多くの文学団体で中心的役割を担った文壇人でもありました。本展では、貴重資料の数々とともに、〈川端文学〉、そして〈人間・川端康成〉の豊潤で多彩な世界をご紹介します。

【会期】
2022年10月1日(土)~11月27日(日)
休館日:月曜日(10月10日は開館) 
【開館時間】
午前9時30分~午後5時(入館は4時30分まで)
【会場】
神奈川近代文学館第2・3展示室
【観覧料】
一般800円(600円)、65歳以上・20歳未満及び学生400円(300円)、高校生100円(100円)、中学生以下は無料
*( )内は20名以上の団体料金
※身体障害者手帳、愛の手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳、被爆者手帳、戦傷病者手帳の交付を受けている方は、手帳もしくは、ミライロIDの提示で無料(詳しくはお問い合わせください)にてご入場いただけます。事前の申請等は必要ありません。手帳の所持者及びその介助者(※2)の方は観覧料が無料となります。
 ※2 原則として手帳の所持者の介助者1名まで。ただし、手帳の所持者1名に対して2名以上介助者が必要な場合は事前にご相談ください。
【編集委員】
荻野アンナ
【主催】
県立神奈川近代文学館、公益財団法人神奈川文学振興会
【特別協力】
【協力】
公益財団法人川端康成記念会
茨木市立川端康成文学館、公益財団法人日本近代文学館
【後援】
NHK横浜放送局、FMヨコハマ、神奈川新聞社、tvk
【協賛】
新潮社、京急電鉄、相模鉄道、東急電鉄、横浜高速鉄道、神奈川近代文学館を支援(サポート)する会
【広報協力】
KAAT 神奈川芸術劇場

展示資料紹介

※本展は会期中、展示替えを行います。【前期:10月1日(土)~30日(日)/後期:11月1日(火)~27日(日)】

「雪国抄」=複製を禁ず

「雪国抄」 

川端の没後に見つかった、墨書の「雪国」抄本。川端は1935年(昭和10)から「雪国」の断続連載を開始、1947年に完結後も推敲を重ねており、作品への愛着がうかがえる。川端康成記念会蔵

加藤唐九郎作 志野茶碗=複製を禁ず

加藤唐九郎作 志野茶碗

川端旧蔵。茶の湯の世界を背景にした鎌倉ゆかりの名作「千羽鶴」には、志野茶碗が印象的に登場する。川端康成記念会蔵

横光利一への弔辞(部分)=複製を禁ず

横光利一への弔辞(部分) 1948年1月3日

若き日からの盟友・横光は、敗戦の衝撃のなかで体調を崩し、前年12月30日に亡くなった。「僕は日本の山河を魂として君の後を生きてゆく」と決意を述べる。同年3月6日には、恩人・菊池寛が急死している。当館蔵

ノーベル文学賞賞状=複製を禁ず

ノーベル文学賞賞状 川端康成記念会蔵

 

関連行事 ※行事についての詳細は、催し物のページをご覧ください。

記念文芸漫談

2022年10月1日(土) 川端康成『雪国』 出演:いとうせいこう、奥泉光

記念講演会

2022年10月22日(土) 「川端康成の小説万華鏡」 講師:荻野アンナ

文芸映画を観る会

2022年11月4日(金)、11月5日(土) 「伊豆の踊子」(1963年 日活 原作:川端康成 監督:西河克巳)

記念朗読会

2022年11月12日(土) 「掌の小説」(川端康成作)から 出演:竹下景子

記念講座

2022年11月26日(土) 「川端康成 魔界の文学」 講師:富岡幸一郎

ギャラリートーク

会期中の毎週金曜日 14:00~ 参加無料・申込不要(要展示観覧料)
会場=展示館1階エントランスホール

機関紙158号

機関紙「神奈川近代文学館」158号(2022年10月1日発行)は川端康成展特集号です。
掲載記事は本展会期中に限り、当館公式noteでお読みいただけます。

お問い合わせ

公益財団法人神奈川文学振興会
231-0862 横浜市中区山手町110 県立神奈川近代文学館内
TEL045-622-6666 FAX045-623-4841

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