没後15年 獅子文六展

絵・山藤章二
親と子、夫婦の絆、女の自立、教育問題……現代社会の抱える悩みをいちはやく察知して、「娘と私」「自由学校」「やっさもっさ」など画期の名作を生んだ作家獅子文六。横浜に生れ、フランスで近代演劇を学び、文学座の設立など新劇にも大きな足跡を残し、演劇の世界では本名岩田豊雄を貫いた。本展では、日本中の家庭に朗らかな笑いを与え、かつ多くの文学者・演劇人に「テレ屋で、大きくて、きびしい」師として慕われた獅子文六=岩田豊雄の軌跡を、岩田家寄贈資料を中心にしてたどる。
【会期】
1984年(昭和59年)12月13日(木)~1985年(昭和60年)1月15日(火・祝)
【観覧料】
一般200円(140円)、学生100円(70円)*( )内は20名以上の団体料金
【顧問】
河盛好蔵
【委員】
阿川弘之、戌井市郎、尾崎秀樹、藤木宏幸
【協力】
高野昭、角田秀雄
【主催】
県立神奈川近代文学館、財団法人神奈川文学振興会
お問い合わせ
公益財団法人神奈川文学振興会
231-0862 横浜市中区山手町110 県立神奈川近代文学館内
TEL045-622-6666 FAX045-623-4841