鈴木三重吉没後50年記念展 <赤い鳥>の森 ―日本の子どもの文化の源流―

鈴木三重吉没後50年記念展 <赤い鳥>の森 ―日本の子どもの文化の源流―

絵・安西水丸

鈴木三重吉が大正7年7月に創刊した雑誌「赤い鳥」は、大正・昭和を通じて多くの子どもに夢とロマンを与えてきました。文壇の一流の作家・詩人の多くの傑作を世に送りだした「赤い鳥」の誕生によって、童話、童謡の質は向上し、子どもの文学、文化は洗練され、芸術性豊かなものとなりました。
おとぎばなしから童話へ、唱歌から童謡へ、お伽芝居(とぎしばい)から児童劇へと、「赤い鳥」の果たした役割は児童文学・芸術・教育の歴史の上でもはかりしれないものがあります。
本展は、鈴木三重吉が全力を傾けた「赤い鳥」の全体像を原稿・原画・書簡・図書・雑誌など総数約600点の資料で構成します。

【会期】
1986年(昭和61年)7月26日(土)~8月31日(日)
【観覧料】
一般300円(210円)、学生150円(100円)*( )内は20名以上の団体料金
【編集委員】
福田清人、与田凖一、藤田圭雄、滑川道夫、福井研介、関英雄、鳥越信
【実行委員】
関英雄、桑原三郎、上笙一郎、根本正義、佐藤宗子
【主催】
県立神奈川近代文学館、財団法人神奈川文学振興会


お問い合わせ

公益財団法人神奈川文学振興会
231-0862 横浜市中区山手町110 県立神奈川近代文学館内
TEL045-622-6666  FAX045-623-4841

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