「湘南の文学と美術」展

「湘南の文学と美術」展

絵=黒田清輝「大磯鴫立庵」

湘南とよばれる相模湾沿岸の一帯は、美しい風景と温暖な気候によって古くから人々に親しまれてきました。この地域には数多くの文学者や画家が居を構え、あるいは来訪して優れた作品を生み出しています。
この展覧会は、《描かれた湘南》を基本テーマとして、明治以降の画家や文学者たちの、二宮から葉山までの湘南を描いた絵画と、原稿・日記・書簡・図書などの文学資料を三つの地域に分けて展示するものです。また、鎌倉や鵠沼にゆかりふかい〈白樺派〉とその周辺に集った画家たち、療養地としての湘南を象徴する〈杏雲堂〉や〈南湖院〉、そして〈文学者と画家の交流〉など、湘南を特徴づける小テーマを設けています。
文学資料約370点、絵画約80点で構成されるこの展覧会は、湘南の風土が生んだ文学・美術に親しむ絶好の機会となるでしょう。

【会期】
1993年(平成5年)9月18日(土)~10月17日(日)
【観覧料】
一般500円(400円)、高大生300円(240円)、小中生100円(80円)*( )内は20名以上の団体料金
【編集委員】
紅野敏郎、匠秀夫、中野孝次、原田実
【主催】
平塚市美術館(会場)、県立神奈川近代文学館・財団法人神奈川文学振興会


お問い合わせ

公益財団法人神奈川文学振興会
231-0862 横浜市中区山手町110 県立神奈川近代文学館内
TEL045-622-6666  FAX045-623-4841

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