特別展「立原正秋展」

写真=熊切圭介
立原正秋は「薪能」「剣ヶ崎」をはじめ、独自の美意識にもとづいた数多くの作品を生み出し、没後17年を経た今もなお広く人びとに愛読されています。
また、少年時代を横須賀で過ごし、その後作家を志してから亡くなるまで鎌倉に住み続け、神奈川を舞台とした作品を残した、特にゆかりの深い作家でもあります。
本展では会場を(1)「冬の原風景―前半生」(2)「小説家立原正秋の誕生」(3)「立原文学の世界」の3部門に分けて編年的に構成。多くの原稿や書簡、遺品、挿絵原画などの資料を展示して、立原正秋の生涯と文学作品を総合的に展観してきます。
【会期】
1997年(平成9年)4月12日(土)~5月18日(日)
【観覧料】
大人500円(350円)、学生300円(200円)、65歳以上・高校生以下無料*( )内は20名以上の団体料金
【編集委員】
岡松和夫、小川国夫、高井有一
【主催】
県立神奈川近代文学館、財団法人神奈川文学振興会
お問い合わせ
公益財団法人神奈川文学振興会
231-0862 横浜市中区山手町110 県立神奈川近代文学館内
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