特別展「原爆文学展 ヒロシマ・ナガサキ ―原民喜から林京子まで―」

特別展「原爆文学展 ヒロシマ・ナガサキ ―原民喜から林京子まで―」

絵=丸木位里、丸木俊画「原爆の図 第1部 幽霊」
(原爆の図丸木美術館蔵)
デザイン=江島任

原爆の投下から既に半世紀、作家たちが平和への祈り、原爆による惨禍への怒りを各々にこめた作品は多くの読者に感銘を与え、その記憶が風化していく時の流れに抗してきました。当館では新しい世紀を迎えるにあたり、平和を謳歌する時代にこそ顧みなければならない存在として「原爆文学」をとりあげ、今世紀を締めくくる企画展としました。被爆直後に作品を綴った原民喜、大田洋子、峠三吉、永井隆を始め、井伏鱒二の「黒い雨」や佐多稲子の「樹影」など原爆を主題とした作品、林京子ら現代の原爆文学を担う作家たちの文学を総合的に展観します。

【会期】
2000年(平成12年)10月7日(土)~11月12日(日)
【観覧料】
大人600円(400円)、学生300円(200円)、高校生以下・65歳以上無料*( )内は20名以上の団体料金
【編集委員】
中野孝次
【編集協力】
黒古一夫
【主催】
県立神奈川近代文学館、財団法人神奈川文学振興会
【協力】
中国新聞社、長崎原爆資料館、長崎大学医学部原研施設、広島原爆障害対策協議会、広島市立中央図書館、広島平和記念資料館


お問い合わせ

公益財団法人神奈川文学振興会
231-0862 横浜市中区山手町110 県立神奈川近代文学館内
TEL045-622-6666  FAX045-623-4841

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