特別展「日本の童謡 白秋、八十-そしてまど・みちおと金子みすゞ展」
2005年(平成17)は、北原白秋生誕120年、西條八十没後35年という、日本童謡史における節目の年にあたります。 本展では、雑誌「赤い鳥」誕生に始まる童謡の黄金時代を築きあげた神奈川ゆかりの詩人・北原白秋と西條八十、そして白秋に見出され戦後、「ぞうさん」などの国民的童謡を次々と発表、日本人初の国際アンデルセン賞作家賞に輝いたまど・みちお、また八十にその才能を称賛されながら没後は長らく幻の存在であった金子みすゞ、この4人の詩人を中心に日本の童謡の世界を紹介します。あわせて、白秋、八十とともに近代童謡界を三分し、今年没後60年を迎える詩人・野口雨情の業績を紹介するとともに、山田耕筰、成田為三、本居長世、中山晋平、團伊玖磨ら童謡の代表的な作曲家たちにもスポットをあてます。
【会期】
2005年(平成17年)10月1日(土)~11月13日(日)
【観覧料】
大人600円(400円)、20歳未満及び学生300円(200円)、高校生以下・65歳以上無料*( )内は20名以上の団体料金
【編集委員】
上笙一郎、三木卓
【主催】
県立神奈川近代文学館・財団法人神奈川文学振興会、朝日新聞社、神奈川新聞社
【後援】
社団法人日本国際児童図書評議会(JBBY)、社団法人日本童謡協会、NHK横浜放送局、tvk(テレビ神奈川)
【協賛】
神奈川近代文学館を支援(サポート)する経営者の会
お問い合わせ
公益財団法人神奈川文学振興会
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