生誕100年 伊藤信吉展

写真提供=群馬県立土屋文明記念文学館
伊藤信吉は1906年(明治39)群馬県前橋生まれ、本年生誕100年を迎えます。若き日、萩原朔太郎、草野心平、室生犀星らの知遇を得、詩人としてスタートしましたが、第1詩集『故郷』刊行後詩作を断ち、詩人論や現代詩鑑賞など評論活動に専心するほか、多くの詩人全集の編集にも携わりました。1976年(昭和51)、43年ぶりにまとめた『上州』をはじめ晩年に至るまで次々と詩集を刊行するなど、2002年(平成14)8月に95年の生涯を閉じるまで旺盛な執筆活動は衰えませんでした。本展は2003年に群馬県立土屋文明記念文学館で開催された「伊藤信吉展-追悼・上州烈風の詩人-」を短くまとめたものです。あわせて1973年から横浜市に終生住み、当振興会発足当初から評議員、また理事も務めた、神奈川ゆかりの詩人としての伊藤信吉についてもご紹介します。
- 【会期】
- 2006年(平成18年)1月21日(土)~3月5日(日)
- 【観覧料】
- 一般250円(200円)、20歳未満及び学生150円(100円)、高校生以下・65歳以上無料*( )内は20名以上の団体料金
- 【主催】
- 県立神奈川近代文学館・財団法人神奈川文学振興会、群馬県立土屋文明記念文学館
お問い合わせ
公益財団法人神奈川文学振興会
231-0862 横浜市中区山手町110 県立神奈川近代文学館内
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