特別展「俳句 その魅力展―子規 漱石 虚子 井泉水 山頭火」

題字=石飛博光
五・七・五の十七音であらわされる俳句は世界で一番短い詩型ですが、その型と季題によって、一瞬の光景や心情、そして季節の移り変わりなどを詠み込むことができることから、誰もが親しめる文芸として、非常に多くの人々に愛されています。
本展では、正岡子規の俳句革新以降、高浜虚子、飯田蛇笏、水原秋桜子、山口誓子らによってさまざまなかたちで展開され、現在も隆盛をきわめている俳句の源流をたどりつつ、近代俳句から現代俳句に到るまでの各時代を代表する27名の俳人の貴重な資料を中心に、多くの人々を惹きつけてやまない俳句の魅力について総合的に展観します。自由律俳句の創始者で、門下から尾崎放哉、種田山頭火らを輩出した荻原井泉水の長男・荻原海一氏から、約1万点に及ぶ厖大な資料(荻原井泉水文庫)の受贈を記念し、井泉水没後30年にあたる本年、俳句の総合展として企画しました。
- 【会期】
- 2006年(平成18年)9月30日(土)~11月12日(日)
- 【観覧料】
- 大人600円(400円)、20歳未満及び学生300円(200円)、高校生以下・65歳以上無料*( )内は20名以上の団体料金
- 【編集委員】
- 鷹羽狩行、村上護
- 【主催】
- 県立神奈川近代文学館、財団法人神奈川文学振興会
- 【後援】
- (社)俳人協会、現代俳句協会、(社)日本伝統俳句協会、角川書店・角川学芸出版、NHK横浜放送局、神奈川新聞社、tvk(テレビ神奈川)
- 【協賛】
- 神奈川近代文学館を支援(サポート)する会
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