企画展「虚子没後50年記念 子規から虚子へ―近代俳句の夜明け―」

企画展「虚子没後50年記念 子規から虚子へ―近代俳句の夜明け―」

本展は虚子記念文学館所蔵資料を中心に、同じく俳句資料を多数所蔵する神奈川近代文学館との共催による文学館交流展です。
平成21年4月8日の虚子没後50年を機に、近代俳句黎明期から大正初期の虚子俳壇復帰までにスポットを当て、子規はいかに旧派俳句を革新し、子規に学んだ虚子は子規没後の俳壇をどう継承し、どう独自に発展させたのかについて問い直します。
生涯俳句一筋であったと思われがちな虚子ですが、俳句をやめ、小説に没頭した時期もありました。俳壇復帰に至るまでの道のりは、むしろ紆余曲折の連続だったと言えるでしょう。虚子の前半生に多大な影響を与えた子規・漱石・碧梧桐との交流を鑑みつつ、新派の台頭により刻々と変貌を遂げた明治俳壇における虚子奮闘の軌跡に迫ります。

*同時開催:新収蔵資料展 2008年度

【会期】
2009年(平成21年)3月7日(土)~4月19日(日)
【観覧料】
一般400円(300円)、20歳未満及び学生200円(150円)、高校生以下・65歳以上無料*( )内は20名以上の団体料金
【主催】
県立神奈川近代文学館・財団法人神奈川文学振興会、虚子記念文学館
【後援】
朝日新聞社、NHK横浜放送局、神奈川新聞社、tvk(テレビ神奈川)
【協賛】
現代俳句協会、国際俳句交流協会、社団法人日本伝統俳句協会、社団法人俳人協会、東京急行電鉄株式会社、兵田印刷工芸株式会社、神奈川近代文学館を支援(サポート)する会

お問い合わせ

公益財団法人神奈川文学振興会
231-0862 横浜市中区山手町110 県立神奈川近代文学館内
TEL045-622-6666  FAX045-623-4841

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