企画展「茂田井武展 子どもたちへの贈りもの」

絵=茂田井武画 ねこに「インドのとらがり」を演奏するゴーシュ
(ちひろ美術館蔵)
画家、絵本作家の茂田井武は、子どもという存在をとても大切にしていました。小さいころ、いろいろな体験をして感動したことが大人になっても心の中にひっそりとしまわれていて、ときどきその感動を思い出すことは、人間が生きていくための宝物であると考えていました。自分が描く挿絵が、子どもたちの宝物になるように、そんな願いをこめてたくさんの挿絵を描いたのです。
今もみなさんが読んでいる『セロひきのゴーシュ』や、「キンダーブック」など戦後の子ども向けの挿絵原画を中心に、パリに住んでいた時代を描いた画帖、日記や手紙なども展示します。
- 【会期】
- 2009年(平成21年)8月8日(土)~ 9月27日(日)
- 【観覧料】
- 一般400円(300円)、20歳未満及び学生200円(150円)、高校生以下・65歳以上無料*( )内は20名以上の団体料金
- 【主催】
- 県立神奈川近代文学館、財団法人神奈川文学振興会
- 【協力】
- ちひろ美術館
- 【後援】
- 神奈川県教育委員会、横浜市教育委員会、NHK横浜放送局、神奈川新聞社、tvk(テレビ神奈川)
- 【協賛】
- 講談社、集英社、JULA出版局、福音館書店、東京急行電鉄株式会社、朝日オフセット印刷、神奈川近代文学館を支援(サポート)する会
お問い合わせ
公益財団法人神奈川文学振興会
231-0862 横浜市中区山手町110 県立神奈川近代文学館内
TEL045-622-6666 FAX045-623-4841