企画展「長崎源之助展―『つりばしわたれ』『ひろしまのエノキ』『汽笛』」

絵=石倉欣二画『汽笛』原画
児童文学者・長崎源之助(1924~)は横浜の下町に生まれ育ちました。時代に翻弄されつつも懸命に生きる庶民や、生き生きと遊び回る子どもたちの姿を描き、平和の大切さ、いのちの尊さを伝え続けています。最新作「汽笛」は、作家・長崎源之助の原点ともいえる体験を綴った作品です。本展ではこの「汽笛」をはじめとして、教科書に収録され多くの人に親しまれた「つりばしわたれ」や、「汽笛」に登場する被爆児童たちへの思いから生まれた「ひろしまのエノキ」などを軸に、その作品世界を原画とともに紹介します。また、1970年に自宅で開設した「豆の木文庫」での活動、1972年に設立された横浜市の文庫の連絡会「よこはま文庫の会」会長としての活動などもあわせて紹介します。
- 【会期】
- 2010年(平成22年)8月7日(土)~9月26日(日)
- 【観覧料】
- 一般400円(300円)、20歳未満及び学生200円(150円)、高校生以下・65歳以上無料*( )内は20名以上の団体料金
- 【主催】
- 県立神奈川近代文学館、財団法人神奈川文学振興会
- 【後援】
- よこはま文庫の会、神奈川県教育委員会、横浜市教育委員会、神奈川新聞社、tvk(テレビ神奈川)
- 【協賛】
- 偕成社、童心社、東京急行電鉄、朝日オフセット印刷、神奈川近代文学館を支援(サポート)する会
お問い合わせ
公益財団法人神奈川文学振興会
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