収蔵コレクション展10「中山義秀展」

写真提供=文藝春秋
中山義秀(1900~1969)は、長い修業と模索の時代を経て、1938年(昭和13)に「厚物咲」で芥川賞を受賞し、さらに翌年発表の「碑」で作家としての地位を確立しました。1943年、鎌倉に転居ののちは、没するまでこの地に住んで、剣豪小説ブームの先駆けとなった「新剣豪伝」や、晩年の名作「咲庵」「芭蕉庵桃青」などを執筆しています。今回の展覧会は、時勢に媚びることなく、厳しい人生観照のうえに清冽な抒情漂う独自の文学世界を築いた義秀の生涯と作品を、2004年(平成16)にご遺族から寄贈された中山義秀文庫の資料を軸として紹介するものです。
- 【会期】
- 2011年(平成23年)1月15日(土)~2月27日(日)
- 【観覧料】
- 一般250円(150円)、20歳未満及び学生150円(100円)、高校生以下・65歳以上無料*( )内は20名以上の団体料金
- 【主催】
- 県立神奈川近代文学館、財団法人神奈川文学振興会
- 【協力】
- 中山義秀記念文学館
- 【協賛】
- 神奈川近代文学館を支援(サポート)する会
お問い合わせ
公益財団法人神奈川文学振興会
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