特別展「没後60年記念展 いま輝く林芙美子」
1930年(昭和5)、林芙美子は『放浪記』で文壇デビューを飾り、一躍ベストセラー作家の一員となりました。その後も「清貧の書」「牡蠣」「うず潮」「晩菊」「浮雲」など、貧しさや戦争によって運命を翻弄される庶民の哀感を描き続け、「めし」を新聞連載中の1951年に47歳で急逝しました。劇的なその人生に、没後60年を経た今、改めて強い関心が寄せられています。本展は、旅と芸術を愛し、恋と文学に生命を燃やした作家・林芙美子の実像に迫ろうとするものです。会場では、残された原稿・草稿、書簡、遺愛品など約400点によって生涯と作品を紹介します。
- 【会期】
- 2011年(平成23年)10月1日(土)~11月13日(日)
- 【観覧料】
- 一般600円(400円)、65歳以上/20歳未満及び学生300円(200円)、高校生100円、中学生以下無料
*( )内は20名以上の団体料金 - 【編集委員】
- 太田治子、川本三郎
- 【主催】
- 県立神奈川近代文学館・公益財団法人神奈川文学振興会、新宿区立新宿歴史博物館
- 【後援】
- NHK横浜放送局、FMヨコハマ、神奈川新聞社、tvk(テレビ神奈川)
- 【協賛】
- 京浜急行電鉄、相模鉄道、東京急行電鉄、横浜市交通局、神奈川近代文学館を支援(サポート)する会
お問い合わせ
公益財団法人神奈川文学振興会
231-0862 横浜市中区山手町110 県立神奈川近代文学館内
TEL045-622-6666 FAX045-623-4841