生誕100年 福田恆存資料展

撮影=藤川清
1946年から終生大磯に住み、神奈川とのゆかりも深い福田恆存(ふくだ・つねあり 1912~1994 評論家・劇作家)は、保守派を代表する論客として活躍し、戦後の日本文化の根幹に関わる諸問題に、明晰な論理で一貫した問いかけを行いました。劇作においても、逆説と機知で現代を諷刺する知的な作品を発表しています。さらに演出、劇団運営にも携わり、英米文学の翻訳、特にシェイクスピアの翻訳や演出にも力を注ぎました。物事の本質に迫る福田の文章は今も色あせず、多くの読者の支持を得ています。本展は次男の福田逸氏から受贈した原稿等を中心に約100点の資料を選び、その業績を紹介するものです。
*同時開催:2012年 新収蔵資料展
- 【会期】
- 2012年(平成24年)11月23日(金・祝)~2013年(平成25年)2月24日(日)
- 【観覧料】
- 一般250円(150円)、20歳未満・学生150円(100円)、65歳以上・高校生100円、中学生以下無料
*( )内は20名以上の団体料金 - 【主催】
- 県立神奈川近代文学館、公益財団法人神奈川文学振興会
お問い合わせ
公益財団法人神奈川文学振興会
231-0862 横浜市中区山手町110 県立神奈川近代文学館内
TEL045-622-6666 FAX045-623-4841