特別展「生誕105年 太宰治展 ―語りかける言葉―」

撮影=林忠彦
太宰治(1909~ 1948)は、『晩年』の諸作で文壇に登場し、語りの名品「女生徒」「駈込み訴へ」を経て、戦後、「斜陽」「人間失格」を世に問いながら、39年の短い生涯を閉じた。太宰の作品は、今なお多くの人びとを惹きつけてやまない。なぜ、没後60年以上の歳月を経てもなお、この作家の言葉は、こんなにも親しく語りかけてくるのだろうか…。生誕105年に開催する本展は、こうした太宰作品の魅力を探りながら、読者に真っ直ぐに向き合い、心をつくし、珠玉の物語を紡いだ、希代の物語作者の生涯を紹介するものである。
- 【会期】
- 2014年(平成26年)4月5日(土)~5月25日(日)
- 【観覧料】
- 一般700円(500円)、65歳以上/20歳未満及び学生300円(200円)、高校生100円、中学生以下無料
*( )内は20名以上の団体料金 - 【編集委員】
- 安藤宏
- 【主催】
- 県立神奈川近代文学館、公益財団法人神奈川文学振興会
- 【特別協力】
- 日本近代文学館
- 【後援】
- NHK横浜放送局、FMヨコハマ、神奈川新聞社、tvk(テレビ神奈川)
- 【協賛】
- 筑摩書房、雄松堂書店、京浜急行電鉄、相模鉄道、東京急行電鉄、神奈川近代文学館を支援(サポート)する会
- 【広報協力】
- KAAT 神奈川芸術劇場、KADOKAWA ヤングエース編集部
お問い合わせ
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