お知らせ

「西巻茅子展」と記念イベントの情報をUPしました。

[2019年5月18日(土)] NEW

7月20日から開催する、企画展「『わたしのワンピース』50周年 西巻茅子展―子どものように、子どもとともに」と、関連イベントの情報を掲載しました。

  • 9月1日(日)記念講演会「50年以上絵本を描いてきて」 講師=西巻茅子 【詳細
  • 9月15日(日)記念講座「西巻茅子先生とこぐま社の絵本作り」 講師=関谷裕子 【詳細
  • 9月21日(土)花音朗読コンサート「西巻茅子の絵本の世界」 出演=語りと音楽・花音」 【詳細

21世紀のみだれ髪 秀歌発表! ―令和最初の卯月の巻―

[2019年5月9日(木)]

文豪ストレイドッグスキャラクター詠 編    

  • 江戸川乱歩から与謝野晶子へ

  できることなんていらない欲しいのは優しさだけだ悲しむ君だ 麦の穂

    ~与謝野晶子から江戸川乱歩への返歌~

  我を見る君の瞳は迷いなくすがるその手に悲しみは止む 

  • 綾辻行人へ

  口紅を塗り直したから妻あるひとに舌先のキス               金魚

  • 福沢諭吉へ

  君が寝()る布団狼の子らもぐりて四月の雪のかまくらとなり   夏目静

  • 中原中也へ

  君が身に荒ぶる神の宿れども此の手離さじ堕つなら共に        瑞風そよぎ

恋愛詠 編 

  • 春雪を見下ろしながら君と乗るリフトよ遠い空まで続け        甘酢
  • 放課後の渡り廊下で君を聴くオーボエの音()に風光る季節(とき) 青蓮
  • 生まるるは偶然なりきさりながら死ぬは必定恋せよ乙女             呑風郎
  • 肩越しに散る花びらに息合わせ君まで半歩そっと近寄る            

 

 

21世紀のみだれ髪 秀歌発表! ―平成最後の弥生の巻―

[2019年3月31日(日)]

文豪ストレイドッグスキャラクター詠 編

  • 福沢諭吉へ

  新聞紙めくる音きく台所菜の花刻む音を重ねて      夏目静

  • 国木田独歩へ

  佐保姫の吐息やリボンタイ解きて五感全てで恋せよ、男子       瑞風そよぎ

  • 中原中也へ

  夜に映える紫煙くゆらす君なれど青陽咲く花重ねて美し        紫凛

  • 織田作之助へ

  黒き身に燻る残火散らしつつ君行く道の夜明けを願う      

    ~太宰治から織田作之助への返歌~

  時に揺れ水に沈むも引き戻す君ではないけど君でもある手   麦の穂

 

  • (実際の)太宰治へ

   聖なる鐘(アンヂェラス)珈琲碗に映る灯よあたたかきかな惑いありても 青蓮

恋愛詠 編

  • 缶入りのスープを君と分け合ったあれは静かな遠い雪の日    甘酢
  • 感情の喫水線をそっと航()く愛する心溢れんとして           呑風郎
  • その笑顔切なく想う恋心卒業の日君に恋した                   茉莉花
  • 耳元で開花をうながす君の声咲きたいと泣く春があふれる         麦の穂

 

3月21日(木・祝)春分の日は、「オープン・コミュニケーション・デ ー」、自由にオシャベリしながら作品を鑑賞できる特別な1日です。

[2019年3月5日(火)]

 神奈川県では、平成28年10月に「ともに生きる社会かながわ憲章」を定め、誰もがその人らしく暮らすことのできる地域社会の実現や、障がい者の社会への参加を妨げるあらゆる壁・いかなる偏見や差別の排除など、この憲章の実現に向けて、県民総ぐるみで取り組んでいます。
 こうしたことから、3月21日(木・祝)春分の日は、家族連れや障がいのある方など誰もが、自由におしゃべりしながら、県立の博物館、美術館、文学館の作品を気兼ねなく鑑賞できる特別な1日とします。
 この「オープン・コミュニケーション・デー」は、様々な県立の社会教育施設等5館(金沢文庫、近代美術館、歴史博物館、生命の星・地球博物館、神奈川近代文学館)で、同日に開催しますので、ご興味のある施設に是非足をお運びください。
 皆様のご来館をこころよりお待ちしております。

21世紀のみだれ髪 秀歌発表! ―平成最後の如月の巻―

[2019年2月28日(木)]

文豪ストレイドッグスキャラクター詠 編

  • 中原中也へ

    相棒が無言で消えたその夜にどんな気持ちでペトリュス開けたの?  麦の穂

   ~~返歌~~

   ペトリュスの杯(グラス)に透ける血の掟(おきて)葡萄の蔓(つる)に棘(とげ)なきを解せば   青蓮

  • 中原中也へ

   君にふる雨の色のみ違うのを気づきもしないこの身の甘さ  

  • 福沢諭吉へ

   あわ雪やふたり蛇の目に身を寄せてねぇすこしだけ遠回りしよ      瑞風そよぎ

恋愛詠 編

  • 塩辛き涙の味を感じつつはつかに触れし君がくちびる 呑風郎
  • 君の手のぬくもりはもう消え夜の渋谷におりる雨が冷たい 甘酢
  • 史実の坂口安吾さんへ

   幾度もトンネル抜けて逢いにゆく雪の新潟今日は安吾忌     さかな