判型:B5判
頁数:64頁
刊行:2021/10/2
編集委員・藤沢周
<寄稿>
一葉、その内なる声 藤沢周
胸つぶつぶと鳴る 朝井まかて
それまでの一葉、それからの一葉 田中優子
<目次>
◇第一部 くれ竹の一ふしぬけ出でしがな-幼少時代
父と母の物語/生い立ち/萩の舎で学ぶ
◇第二部 我が筆とるはまことなり-小説家の道へ
戸主として/桃水との出会い/新進作家として/「文学界」の青年たち
◇第三部 文学は糊口の為になすべき物ならず-塵の中の世界
実業の道へ/廃業まで
◇第四部 泣きての後の冷笑-水の上の世界
再び、小説の道へ/高まる文名
エピローグ 一葉の死/愛用の品々/一葉を伝える/現代に生きる一葉
Spot 一葉の日記/一葉の東京地図/一葉のサロン
略年譜/主な出品資料 巻末折込
裏表紙図版「丸山福山町一葉居宅」模型から 模型制作・三浦宏 針穴写真・田所美惠子
表紙、裏表紙、扉図柄は、浦野理一制作の再現きもの「一葉すがた」(「たけくらべ」美登利)から