収蔵コレクション

当館収蔵の文庫、コレクション・資料等を一覧できます。


名  称内   容寄贈・寄託者寄贈・寄託年月
夏目漱石特別コレクション1,250点。 「永日小品」「文学論」「道草」「素人と黒人」「文学評論」などの草稿・原稿、子規へ送りたる句稿、野間真綱、野村伝四ら宛書簡、「あかざと黒猫図」「うつ畑に…」など書画、写真、卒業証書ほか文書類、初版本、漱石山房に残されていた文机、落款印、文具など。夏目嘉米子・栄子・房之介氏ほか寄贈・寄託(含/購入)1981年11月~
藤田圭雄文庫30,450点。 藤田の詩や童謡などの原稿のほか、竹山道雄「ビルマの竪琴」など諸家原稿、挿絵原画、阪田寛夫や野上弥生子らの来信など、長い編集者生活の中での文学者との交流により遺された資料。振興会創立以来定期的に寄贈された児童図書雑誌も多数。藤田圭雄・滋氏寄贈1983年4月~
獅子文六文庫3,570点。 代表作「大番」「箱根山」ほか原稿、創作ノートや滞欧時代の観劇ノート、書簡、台本、肖像写真、著書や演劇関係を含む旧蔵書などのほか、宮田重雄画の獅子肖像なども。岩田幸子・敦夫氏寄贈1983年5月~
滑川道夫文庫44,060点。 「穎才新誌」「今世少年」「少年世界」「童話時代」などの児童雑誌、巖谷小波の初版本やちりめん本など明治以降の児童文学、文化についての42,000冊に及ぶ図書・雑誌コレクション。また槇本楠郎原稿181点などもある。滑川道夫・洋一氏寄贈1983年8月~
尾崎一雄文庫43,640点。 「すみっこ」「あの日この日」ほかの尾崎原稿や、「早稲田文学」「風報」掲載の諸家原稿、尾崎士郎、太宰治など諸家書簡、肖像写真、碁盤や印ほか愛用の品、旧蔵書のほか、尾崎収集資料を含む志賀直哉コレクションも。尾崎松枝・鮎雄・輝子氏ほか寄贈1983年8月~
杉本三木雄文庫11,260点。 歌人・杉本三木雄の旧蔵資料。与謝野晶子「私の死生観」原稿のほか、主として神奈川県内の歌人の歌集や同人誌など。北原白秋主宰の「多磨」「芸術」などの創刊号を含む。杉本三木雄氏ほか寄贈1983年9月~
神西清文庫2,090点。 「少年」ほか原稿や創作ノート、チェーホフ作「犬を連れた奥さん」「ヷーニャ伯父さん」ほか訳稿、親友・堀辰雄からの168通をはじめ、有島生馬、中里恒子、横光利一らの来信、有島生馬油彩画、「鉢木会」連歌帖など。神西の著訳書を中心とする旧蔵書も。神西百合・敦子氏寄贈1983年9月~
木下杢太郎文庫13,670点。 「異人館遠望の曲の序」、「地下一尺」原稿や北原白秋「おかる勘平」、永井荷風「西班牙料理」などの諸家原稿、日記、ノート、書簡、「百花譜」をはじめデッサンや筆墨、キリシタンや医学関係を含む旧蔵書など。太田元吉氏寄贈1983年11月~
大野林火文庫5,390点。 俳誌「濱」を主宰した俳人・大野林火の旧蔵資料。『青水環』ほかの原稿、句帖、連句帖や落款印、林火および臼田亞浪、秋元不死男らの書のほか、句集、主宰誌「濱」など。大野登志子・玲子氏寄贈1983年12月~
福本和夫文庫7,350点。14年間の獄中での思索を記録したノートやメモ、戦後の『北斎と写楽』『日本工業の黎明期』『日本ルネッサンス史論』などの原稿、石見尚ほかの来信、福本の書画、旧蔵品など。旧蔵書や梟研究関係資料もある。福本逸子氏寄贈1984年6月~
那須辰造文庫9,150点。 童話や評論の原稿、有島生馬、福士幸次郎ら諸家書簡、旧蔵書など。児童文学の創作や海外作品の翻訳のほか、能楽に造詣が深く鑑賞家でもあったことから能関係の雑誌も多い。竹中康太郎氏寄贈1984年7月
藤森成吉文庫3,040点。 初期の著作や「少年崋山」、詩集『火花』などの原稿、少年・青年時代の作文や画帖、郭沫若、窪田空穂、鈴木三重吉らの来信と旧蔵書。藤森夫人の伯父である岡倉天心の机もある。藤森岳夫氏寄贈1984年8月~
高木健夫文庫23,070点。 新聞人・高木がライフワーク『新聞小説史』の執筆材料として収集した、明治から戦後までの新聞小説切抜帳をはじめ、「東京日々新聞」ほか錦絵新聞、中国・朝鮮関連の旧蔵書など。高木有為氏寄贈1984年11月~
勝呂忠文庫3,450点。 ハヤカワポケットミステリに代表される、洋画家・勝呂忠装幀の図書やカット掲載雑誌など。アメリカ探偵作家クラブ賞の美術部門特別賞受賞作などの原画もある。勝呂忠・伸子氏寄贈1985年1月~
添田啞蟬坊・知道文庫23,500点。 啞蟬坊が主宰する演歌組合などから刊行された演歌本、知道の「小説教育者」ほか原稿や戦中戦後の日記、知道創刊の「素面」掲載の諸家原稿など。家族間の書簡や川端康成、山本周五郎らの知道宛書簡も多数。「茶太樓新聞」ほか旧蔵書も。                  入方宏氏、長尾荘一郎氏ほか寄贈1985年3月~
鈴木三重吉・赤い鳥文庫2,270点。 「桑の実」などの初期作品をはじめ「ぽツぽのお手帳」『湖水の女』『世界童話集』など三重吉作品を網羅する原稿多数のほか、芥川龍之介、北原白秋、夏目漱石らの三重吉宛書簡と三重吉の家族宛書簡、「赤い鳥」挿絵原画、著書、「赤い鳥」全冊など。鈴木珊吉氏寄贈1985年4月~
中川孝収集実篤文庫18,490点。 実篤と親交のあった中川が60年にわたって収集した資料で、「その妹」「井原西鶴」などの原稿、実篤の発信及び宛書簡、自画像ほか実篤の書画、執筆・関連記事切抜、遺品など。著書や芸術関係などの図書、「白樺」をはじめその衛星誌などの雑誌も多数。中川克子氏寄贈1987年2月~
中西悟堂文庫4,670点。 歌集『安達太良』や詩集『東京市』などの著書をはじめ多岐の分野に亘る蔵書、詩誌、歌誌など。野鳥研究家でもあった中西が創刊した機関誌「野鳥」と、同誌掲載の北原白秋、高村光太郎、尾崎喜八、荻原井泉水ら諸家原稿も。中西八重子氏寄贈1987年5月~
中里恒子文庫7,440点。 芥川賞受賞作「乗合馬車」草稿、『わが庵』『時雨の記』『綾の鼓 いすぱにやの土』ほか原稿、宇野千代、岡鹿之助、川端康成、神西清ほか文学者らの来信、川端、横光利一、堀辰雄らの書画など。肖像写真、文房具ほかの旧蔵品、旧蔵書なども。スクリブナー圭氏寄贈1987年10月~
近藤東文庫21,880点。 「レエニンノ月夜」書き直し詩稿や『軍艦』『風俗』『歳月』などの詩集原稿のほか、伊藤信吉、竹中郁、春山行夫など詩友らの来信など。旧蔵書は「ゲエ・ギムギガム・プルルル・ギムゲム」ほか日本近代詩史上貴重な詩誌や稀覯本を多く含む。近藤ふじ子氏寄贈1988年12月~
中村光夫文庫4,520点。 「パリ繁昌記」「贋の偶像」 ほか原稿、三島由紀夫ら諸家書簡、写真、幕末明治開化期資料ほかの旧蔵書など。特にライフワークである二葉亭四迷研究のために収集した「平凡」ほか原稿、「落葉のはきよせ」ほか自筆資料など、約150点の二葉亭コレクションは注目される。木庭久子氏寄贈1988年12月~
楠本憲吉文庫9,010点。 正岡子規、高浜虚子の著作をはじめ明治から昭和に至る句集、俳句研究の参考文献や叢書類、「俳諧」「車百合」ほか明治期の貴重な俳誌などのコレクション。稀覯本『俳句二葉集』も含まれる。楠本の初期句稿や大学院時代の自筆資料、山口誓子の書なども。楠本憲吉・節子氏寄贈1989年6月~
堀辰雄文庫890点。 仏・独・英文学など堀旧蔵の洋書と洋雑誌。プルースト、リルケらの著作、研究書には傍線や書き入れも多く、芥川龍之介の署名がある図書も含む。堀多恵氏寄贈1989年9月
長篠康一郎収集太宰治文庫710点。 太宰治の研究に半生を捧げた研究者・長篠が集めた、太宰の編集者宛書簡、分家除籍の「覚」や帝国大学の学生証など太宰の前半生に関する文書類など。太宰の初版本、初出誌、研究書なども。長篠康一郎氏寄贈1990年5月~
中島敦文庫5,810点。 「かめれおん日記」「弟子」「光と風と夢」「李陵」などの原稿・草稿や「河馬」ほか歌稿、深田久弥ら諸家書簡や敦の家族宛書簡、書画、遺品類など。敦の祖父・中島撫山らの関連資料も。中島桓・格氏ほか寄贈1991年3月~
野間宏文庫85,270点。 「暗い絵」「真空地帯」「青年の環」など代表作を含む原稿、草稿、戦前から戦後にかけての日記や手帳、富士正晴ら諸家書簡のほか、「三人」「黄蜂」などの雑誌、文学はもとより思想、歴史、社会科学など多分野にわたる膨大な旧蔵書。野間光子氏寄贈1991年4月~
広津柳浪・和郎・桃子文庫14,080点。 作家三代の資料。柳浪関係は、「雨」ほか原稿や日記、尾崎紅葉や幸田露伴らの来信、硯友社同人寄書など。和郎関係は宇野浩二らの来信、松川事件資料など。桃子関係は日記、網野菊書簡など。親子間の書簡や旧蔵書も。広津桃子氏ほか寄贈1984年11月~
大岡昇平文庫13,340点。 「俘虜記」「花影」「レイテ戦記」などの代表作原稿や「武蔵野夫人」「狂人日記 野火」などの創作ノート、加筆訂正が施された校訂本、ライフワークとした富永太郎、中原中也研究のメモなどのほか、旧蔵書、遺品を含む大岡の文学活動の全容を伝える資料。大岡昇平・春枝氏ほか寄贈1986年9月~
関英雄文庫6,360点。 日本児童文学者協会の設立に寄与し会長も務めた関の、日本児童文学の一側面を伝える資料。千葉省三、坪田譲治、槇本楠郎ほか児童文学者仲間の書簡や書画、肖像写真のほか、参加した同人誌「童話新潮」「童話草紙」などの児童雑誌や旧蔵書など。関英雄・曠野氏ほか寄贈1984年5月~
西條八十文庫12,800点。 詩、翻訳、童謡、童話、少女小説など多岐にわたる分野の原稿、仏文学講義ノート、ランボー関係創作ノート、八十の家族宛書簡と諸家書簡などのほか、『砂金』『一握の玻璃』などの著作や、諸家の詩集、洋書、「詩王」「詩聖」など貴重な詩雑誌を含む旧蔵書など。西條八束・紀子氏寄贈1997年2月~
立原正秋文庫1,720点。 「薪能」など初期作品から「舞いの家」「きぬた」など121点の原稿のほか、小川国夫をはじめ岡松和夫、藤枝静男、本多秋五、吉行淳之介など親交の深かった文学者からの書簡など。また著書、執筆誌、旧蔵書や、木刀や帽子などの品もある。立原光代氏寄贈1997年6月~
寺田透文庫11,800点。 「道元」解説、「正法眼蔵随想」『バルザック』などの評論原稿、大岡昇平、埴谷雄高、三島由紀夫ほか諸家書簡、横浜を描いたスケッチブック(『わが横浜』)などのほか、著書をはじめ、内外の古典から近代文学、哲学、思想、美術にいたる膨大な旧蔵書がある。寺田道子氏、平原なつよ氏ほか寄贈1998年2月~
吉野秀雄文庫11,760点。 処女歌集『天井凝視』から『寒蟬集』『早梅集』など全歌集の歌稿、『鹿鳴集歌解』草稿、15歳から亡くなるまでの日記約100冊、はつ子夫人への手紙190通、高橋元吉、中村琢二、宮崎丈二ら諸家書簡約2,000通など。様々な書き入れのある旧蔵図書や雑誌も。吉野美耶子氏寄贈1998年11月~
井上靖文庫15,960点。 初期詩稿や「闘牛」「しろばんば」、最晩年の代表作「孔子」など原稿約800点、西域旅行の克明な記録ノートや、取材・創作ノート類、川端康成、東山魁夷など幅広い分野にわたる諸家書簡、執筆関連記事切抜帖など。旧蔵書約8,000冊も。井上靖・ふみ氏ほか寄贈1986年3月~
埴谷雄高文庫12,620点。 畢生の大作「死霊」の原稿・草稿・創作メモを軸に、埴谷から母アサ宛の獄中書簡や荒正人、本多秋五「近代文学」同人をはじめとする諸家書簡、少年時代の絵画・習字、拘留関係文書など。カメラ、碁盤などの愛用品もある。埴谷雄高氏、木村剛太郎氏寄贈1990年3月~
堀田善衞文庫13,050点。 「広場の孤独」「ゴヤ」など初期作品から晩年までの原稿、草稿、創作ノート、手帳、書簡や、原書を含む旧蔵書。詩人として出発した堀田の原点を示す未発表詩稿や、上海日記、スペイン滞在時の日記、柄澤齊画『聖者の行進』装幀原画なども。堀田善衞・百合子氏ほか寄贈1990年12月~
中薗英助文庫8,370点。 文壇的処女作「烙印」や『北京飯店旧館にて』「鳥居龍蔵伝-無冠の人類学者」、遺作となった『南蛮仏』などの代表作原稿、創作ノートやメモのほか、GHQ関連文書など膨大な執筆用資料、島尾敏雄、野間宏、埴谷雄高ら諸家書簡など。中薗英助・とせ子氏ほか寄贈1990年7月~
荻原井泉水文庫12,580点。 「俳壇最近の傾向を論ず」などの俳論、句稿、句帖、書画に加え、11歳から亡くなる8日前まで続けられた日記約350冊など井泉水の生涯にわたる資料。河東碧梧桐ら「層雲」創刊号に寄せられた諸家原稿、碧梧桐や種田山頭火からの書簡なども。荻原海一氏寄贈1994年3月~
金達寿文庫10,650点。 「朴達の裁判」「行基の時代」ほか原稿、「太白山脈」ほかの創作ノートやメモ、金史良、佐多稲子、司馬 遼 太郎らの来信、執筆資料の印刷物、執筆誌切抜、愛蔵の朝鮮民具など。旧蔵書は執筆資料の歴史書や韓国・朝鮮関連などが多い。全玉寿氏寄贈2003年11月~
中山義秀文庫1,320点。 「咲庵」「戦国史記」「芭蕉庵桃青」などの原稿、戦前から亡くなるまでの日記、川崎長太郎、川端康成、清水崑、真杉静枝、横光利一ら知友からの書簡など。小林秀雄の弔詞、鎌倉文士たちと興じた麻雀牌や着物などの旧蔵品もある。中山日女子氏寄贈2004年6月
黒岩重吾文庫3,920点。 「背徳のメス」などの現代小説、「天の川の太陽」「闇の左大臣」など古代史小説の原稿のほか、江戸川乱歩ほか知友書簡、創作ノート、愛用の万年筆などの旧蔵品。作家からの献呈本を中心とした旧蔵書も。黒岩秀子氏寄贈2005年1月~
中野孝次文庫3,970点。 「麦熟るる日に」「ハラスのいた日々」「清貧の思想」「ガン日記」などの原稿や「はみだした明日」ほかの創作ノート、読書ノートや日記。敬愛した尾崎一雄や大岡昇平らを含む諸家書簡、落款印、水差しなどの遺品も。中野孝次・秀氏ほか寄贈1993年2月~
尾崎秀樹文庫11,080点。 『魯迅との対話』「大衆文学の理論」「ゾルゲ事件戦後五〇年」のほか、作家解説や書評を中心に原稿約1,500点。今日泊亜蘭、高垣眸、吉村昭ら諸家書簡約3,800通、「苦楽」「シュピオ」など旧蔵雑誌も。尾崎秀樹・惠子氏寄贈1986年9月~
吉屋信子文庫3,090点。 少女時代の草稿「寂しき羊」や句稿、句帳や「空の彼方へ」ほか創作ノート、宇野千代、瀬戸内晴美ら諸家書簡、吉屋の書及び諸家筆の短冊や揮毫帳、著書など。万年筆、硯箱、着物などの愛用品や愛蔵のマリア観音なども。吉屋幸子・えい子氏寄贈2003年9月~
安岡章太郎文庫6,130点。 「野の声」「相も変らず」「流離譚」(部分)ほか原稿、庄野潤三、吉行淳之介、遠藤周作、島尾敏雄ら〈第三の新人〉をはじめとする諸家書簡、井伏鱒二画安岡像、佐藤春夫書軸、「流離譚」や「鏡川」執筆資料、写真、著書など。安岡章太郎・治子氏ほか寄贈1988年6月~
河野多惠子文庫1,830点。 「幼児狩り」「不意の声」「みいら採り猟奇譚」「後日の話」(後半)ほか原稿、「ためしざら」「谷崎潤一郎論T夫人聞き書き控帳」などの創作ノート、日記のほか、佐多稲子、谷崎松子、谷沢永一、丹羽文雄、野上弥生子ら諸家書簡、夫・市川泰がニューヨークから送った絵はがきや市川画河野多恵子像など。河野明氏寄贈2015年7月~
吉田健一文庫5,710点。 『文学が文学でなくなる時』、「瓦礫の中」(部分)、絶筆となった「桜の木」ほか原稿、手帳、大岡昇平、福田恆存、三島由紀夫ら鉢木会をはじめ、河上徹太郎、福原麟太郎ほか書簡、「鉢木会」連歌帖、遺品などのほか、久生十蘭「母子像」草稿(他筆)なども。吉田暁子氏寄贈2016年6月~
三浦哲郎文庫820点。 「愛しい女」「柿の蔕」「百日紅の咲かない夏」「少年讃歌」「白夜を旅する人々」ほかの原稿、創作ノート、小沼丹、井伏鱒二ほか諸家書簡、司修制作『わくらば』表紙モザイク原画、舞台・ドラマ化作品の台本、同人誌「非情」など。三浦哲郎・徳子氏寄贈2005年11月~
橋本治文庫3,810点。 「双調平家物語」「草薙の剣」ほか原稿、東京大学駒場祭ポスターや切り絵の原画、橋本宛諸家書簡、橋本制作のセーター、編み図、著書、執筆誌など。橋本美代子氏ほか寄贈2019年4月~
庄野潤三文庫4,880点。 「絵合せ」「丘の明り」「鍛冶屋の馬」「ピアノの音」「逸見小学校」ほか原稿、庄野宛井伏鱒二、小沼丹、阪田寛夫、司馬遼太郎、島尾敏雄、庄野英二、安岡章太郎、吉行淳之介ほか諸家書簡、スケッチ、写真、著書など。庄野潤三・龍也氏寄贈1991年8月~
佐藤さとる文庫1,530点。 「手のひら島の物語」「天狗童子」ほか草稿・原稿、創作メモ、佐藤宛あまんきみこ、いぬいとみこ、平塚武二ほか諸家書簡、『だれも知らない小さな国』出版記念会の寄書、書画、写真、著書、「豆の木」ほか掲載誌など。佐藤まどみ氏ほか寄贈2017年5月~
松崎鉄之介資料4,150点。 大野林火、高浜虚子、水原秋桜子ら俳人の書、河東碧梧桐、飯田龍太らの書簡など。また加藤楸邨らの自筆句入りの献呈署名本など諸家句集、大野林火のあとを継承して主宰した「濱」ほか句誌なども多数。松崎鉄之介氏寄贈1983年11月~
土師清二資料730点。 戯曲や随筆原稿、山岡荘八らとの小説勉強会「山の会」記録ノート、俳句などの書、執筆紙誌切抜のほか、著書や文楽関連の蔵書など。購入資料として、「池袋梟日記」絶筆原稿なども。深谷富枝氏寄贈1984年1月~
山本周五郎資料470点。 土岐宛書簡、妻・きんに贈った書のほか、展覧会開催を機に関係者から寄贈いただいた「青べか物語」「赤ひげ診療譚」「虚空遍歴」などの原稿、今井達夫や進藤隆宛書簡、著書、舞台・ドラマ化作品の台本など。清水徹氏、松野健一郎氏、土岐雄三氏ほか寄贈1984年3月~
渾大防小平資料450点。 推敲の跡が見える「街の霧」ほか原稿や、未発表原稿、創作ノート、師事していた里見弴からの書簡、晩年の闘病日記、写真、里見弴著書などの蔵書。今野宏氏寄贈1984年6月
前田夕暮資料280点。 夕暮に師事した歌人の高松光代に宛てた書簡のほか、肖像写真、著作、夕暮創刊の短歌雑誌「詩歌」など。購入資料として、増田絲畔宛及び斎藤清衛宛書簡30通もある。前田雪子氏、角宮悦子氏、高松光代氏寄贈1984年8月~
村井弦斎資料4,790点。 代表作「食道楽」ほかの草稿やノート、『HANA』(英文)の日本語による草稿、480余通の多嘉子夫人宛書簡のほか、矢野龍溪、水野年方など諸家書簡、日記、著書ほか旧蔵書など。長女で登山家の米子関係資料も多数。村井米子氏、吉田淑子氏、河内紀氏寄贈1984年10月~
福田正夫資料1,410点。 「純粋希求」「光の種子」や川崎長太郎「福田さんのこと」ほか原稿、書簡、書画、第一詩集『農民の言葉』『未墾地』などの著書、雑誌「民衆」「焔」「どんぐり」など。また「民衆」17号(購入)も所蔵。金子秀夫氏、福田美鈴氏寄贈1984年11月~
新聞連載小説資料791点。 学芸通信社が地方紙に配信した、池波正太郎「蝶の戦記」や尾崎士郎「塙団右衛門」など小説の原稿、挿絵原画、新聞切抜。福嶋三郎氏及び横浜市中央図書館寄贈の「朝日新聞」「毎日新聞」「読売新聞」など連載小説切抜390点もある。学芸通信社寄託1984年12月~
小巻豆城資料1,070点。 豆城自身の句を揮毫した短冊、色紙のほか、師事した伊東月草、金尾梅の門をはじめ、秋元不死男、大須賀乙字、高浜虚子ら諸俳人の書画など。同人として参画した「草上」「草原」「季節」や、主宰した「うらなり」「海光」などの俳誌も。池谷治代氏寄贈1985年1月~
松永浩介資料6,240点。 詩稿や詩作ノート、『一兵士の戦中通信』に収められた家族宛書簡約180通、松永宛諸家書簡や書などのほか、詩歌関係を中心とする図書、雑誌。松永浩介氏、大久保昭雄氏寄贈1985年3月~
里見弴資料20点。 文机や、印、硯、筆記具など愛用の品々をはじめ、「嗚呼 我が愛する麹町」原稿など。購入資料として「大地」(「安城家の兄弟」)などの原稿、書画、書簡などもある。山内家(里見弴遺族)寄贈1986年1月~
演劇資料7,700点。 前進座、文学座、俳優座、新協劇団など新劇関係のほか、小劇場、児童劇や人形劇までを含む戦後新劇の台本、パンフレット、チラシ、ポスター類、各劇団の機関誌などの上演資料。横浜演劇研究所寄贈1986年3月~
小林純一資料4,580点。 詩稿や「みんな仲よし世界の子ども」放送台本原稿のほか、巽聖歌、与田凖一など童謡詩人らからの書簡、茂田井武の画帖など。また「コドモノクニ」「チチノキ」「お話の木」など児童文学関係雑誌などの蔵書も。小林純江氏寄贈1986年5月~
邦枝完二資料430点。 代表作「お伝地獄」の続編「お伝情史」の舞踊劇原稿など作品の舞台化関係資料や執筆誌の切抜、著書を中心に旧蔵書など。購入資料に「御殿女中」ほか原稿や書なども。木村梢氏寄贈1986年6月
坂本一亀資料5,680点。 河出書房「文芸」編集長だった坂本一亀宛の、川端康成、立原正秋らからの書簡、川端康成らの全集解説などの原稿、諸作家の署名入り献呈本など。坂本一亀氏寄贈・寄託1986年7月~
北林透馬資料5,130点。 横浜のモダンな風俗を小説に描き続けた透馬の、原稿、戦中ほか日記、劇作家の夫人・北林余志子(本名・清水ヨシ)の原稿、夫妻宛の諸家書簡など。清水ヨシ氏寄贈1986年9月
古沢太穂資料6,380点。 梅崎春生「人も歩けば」、池波正太郎「おれの足音」原稿、師・加藤楸邨をはじめ、秋元不死男、岩藤雪夫、山口誓子ら書簡、手書き回覧雑誌「椎」、山崎方代、平塚武二ほか揮毫「太穂帖」、句集、俳誌「藤」「道標」など旧蔵書。古沢太穂・柊一氏寄贈1986年10月~
中島可一郎資料9,520点。 金子光晴『若葉のうた』、「そろそろ近いおれの死に」原稿、同人誌「いささか」編集資料など光晴関係資料のほか、飯島耕一、茨木のり子、金子光晴、三好豊一郎らの書簡、詩誌「木靴」「ドラムカン」など詩歌関係旧蔵書。中島可一郎氏、中嶋敬介氏寄贈1986年10月~
佐多芳郎資料330点。 山本周五郎「樅ノ木は残った」「天地静大」、大佛次郎「炎の柱」「桜子」、吉屋信子「徳川の夫人たち」などの、佐多による連載小説の挿絵原画と掲載紙類。また佐多が装幀・挿絵を手がけた図書も。佐多芳郎・匡子氏寄贈1986年10月~
子母沢寛資料580点。 「父子鷹」などの創作メモや、絶筆「鰺の沖なます」ほか原稿、中尾進「おとこ鷹」挿絵原画帖、愛用の文房具、著書を中心とする旧蔵書など。購入資料として「愛猿記」ほか原稿もある。梅谷龍一氏寄贈1987年3月~
長島三芳資料2,330点。 長島三芳「詩歌日記昭和十五年」、壺井繁治らからの氏宛書簡、巖谷小波、草野心平、三好達治らの書幅、戦後出版の詩雑誌や詩集など。長島三芳・惠美子氏寄贈1987年8月~
長崎源之助資料640点。長崎源之助「とうちゃんの凧」原稿、諸家書簡、「豆の木」創刊記念の寄書、村上勉画『でんしゃにのったかみひこうき』『みみずくばあちゃん』挿絵原画、布絵本、「豆の木」揃いを含む執筆誌、著書など。長崎源之助・和枝氏、児童文学豆の木の会寄贈1988年10月~
北原武夫資料520点。 原稿、「告白的女性論」ほかの創作ノート、宇野千代、小林秀雄らからの書簡、愛用品、著書を中心とした旧蔵書、雑誌など。安岡章太郎らからの弔辞も。北原慧子氏寄贈1989年7月~
北村初雄資料460点。 遺稿詩集『樹』原稿のほか、芥川龍之介、堀口大學、三木露風や、合同詩集『海港』をともに刊行した柳沢健、熊田精華らの初雄宛書簡、水彩画など。児玉寿子氏、山中寿美氏寄贈1989年9月~
西脇順三郎資料180点。 詩集『失われた時』『豊饒の女神』『えてるにたす』ほか詩稿、「漢希ノート」など語学研究ノート、『壌歌』自装原画、油彩画、押花帳、肖像写真、眼鏡など。購入資料に「T・S・エリオットと近代人」ほか原稿や色紙なども。西脇順一氏寄贈1990年2月~
磯田光一資料9,470点。 萩原朔太郎『月に吠える』無削除本などの稀覯本を含む文学関係の蔵書のほか、「戦後史の空間」「鹿鳴館の系譜」などの原稿、磯田宛の大岡昇平、高橋和巳、塚本邦雄、埴谷雄高ら諸家書簡など。磯田美恵子氏寄贈1990年8月~
内田百閒資料320点。 日々の献立を記録した「お膳日誌」(1964~1969)、岡山県方言集ノートなどの自筆資料、御慶の会関連資料、落款印のほか、著書及び収録図書一括。購入資料に「ノラや」ほか原稿なども。佐藤ち江氏寄贈1991年4月
生田長江資料350点。 『玉石混淆』詩稿、「山川菊栄夫人への反駁」ほか原稿、「ニイチェ研究」「釈尊伝」などの創作ノート類、「震災記事」ほか日記、書、著書ほかの旧蔵書など。長江没後に佐藤春夫らが遺族に宛てた書簡や、佐藤春夫の弔辞もある。生田夏樹氏寄贈1991年12月
中野重治資料2,330点。 「日記帳 一九三四年夏」などの日記、原稿、中野が妻ら家族にあてた書簡590通、窪川鶴次郎、小林多喜二、佐多稲子、壺井栄、徳永直、宮本百合子、室生犀星ら諸家書簡1,650通など。鰀目卯女氏寄贈1992年2月~
川口敏男資料2,020点。「椎の木」同人で、のちに「純粋詩」を創刊、横浜に住んだ詩人・川口敏男の遺稿、詩人からの書簡など400点、図書・雑誌など。川口たつ子氏寄贈1992年4月
栗林一石路資料3,530点。 『シャツと雑草』『俳句と生活』ほか原稿、句帖や創作ノート、日記や手帳、妻宛及び荻原井泉水らからの書簡、執筆誌切抜など。栗林らが創刊した「俳句人」や編集に携わった「青木時報」「民報」、旧蔵書なども。栗林一路・千尋氏寄贈1992年7月~
蘭郁二郎資料600点。 処女作「息を止める男」ほか草稿、「大氷裂」創作ノート、学生時代の手書き同人誌「牧場」「青空」、執筆誌切抜、旧蔵品、没後に海野十三や江戸川乱歩が道又夫妻に宛てた書簡など。著書や「探偵文学」「シュピオ」などの同人誌も。道又光子氏寄贈1992年7月
龍胆寺雄資料380点。 「エルサレムの道」ほか原稿や詩稿、戦中日記などの自筆資料、執筆紙誌切抜、龍胆寺宛諸家書簡、著書など。購入資料として、逗子を舞台にした「黒檀の馬」ほか原稿や、榊山潤、中河与一、塚谷恵津子宛書簡もある。野口百合子氏寄贈1992年12月
鮎川信夫・森川義信資料160点。 鮎川「戦中手記」ほか原稿、鮎川から森川義信及び森川の兄・正蔵や妹・康子氏に宛てた書簡など。また中桐雅夫ほかの森川宛書簡や森川の詩稿、手帖のほか、詩誌「LUNA」「LE BAL」など。森川正蔵氏、今滝康子氏、小林康子氏寄贈1993年3月~
原満三寿収集金子光晴コレクション3,320点。 代表作「人間の悲劇(1~6)」「IL」および「詩集「三人」」の自筆ノート、「志士の墓」ほか原稿、書画、著書、執筆誌ほか関連資料、森三千代関連資料、秋田義一画「蘇州風景」「西湖風景」や金子光晴の会資料なども。原満三寿氏寄贈1993年9月~
佐藤正彰資料1,350点。 近代仏文学の紹介に尽力した佐藤によるボードレール作品などの訳稿や評論原稿、渡辺一夫らとの共訳『千一夜物語』(読売文学賞受賞)訳稿など。大岡昇平、日夏耿之介、渡辺らからの書簡、音楽集団「スルヤ」関係資料なども。佐藤弦氏寄贈1994年2月~
花田清輝資料530点。 「群猿図」「三国志をめぐって」「ものみな歌でおわる」などの原稿や創作メモのほか、安部公房、飯沢匡、福永武彦、富士正晴ら諸家書簡、安部、三島由紀夫ほかの献呈本など旧蔵書。佐々木基一、野間宏、埴谷雄高の花田宛弔辞もある。花田トキ・黎門・十輝氏寄贈1994年3月~
谷田昌平・牟礼慶子資料720点。 谷崎潤一郎「鴨東綺譚」冒頭原稿、堀辰雄手入れ「堀辰雄年譜」、中野重治書額、鮎川信夫、伊藤整、神西清、津村節子、福永武彦、堀辰雄ら諸家書簡、野間宏「顔の中の赤い月」を主題とした佐々木基一油彩画など。谷田昌平氏、牟礼慶子氏寄贈1994年7月~
横山健堂資料80点。 「新人国記」草稿、「近世教育史」「武道史講義」などの執筆資料、家族宛書簡、別府や耶馬溪を旅した際の記録や芳名帖など。関東大震災関連や戦時中の新聞スクラップブックなども。東京都立中央図書館寄贈1995年2月
田中直樹(なおき)資料420点。 田中編輯・刊行の「犯罪科学」「犯罪公論」「文学界」関連資料。江戸川乱歩、川端康成、谷崎潤一郎、山本周五郎ら諸家書簡のほか、「文学界」創刊の際に同人が寄せ書きした色紙、周五郎の未発表原稿「鴉片のパイプ」など。田中直樹(よしき)氏寄贈1995年4月
山崎方代資料140点。 「ふるさとの右左口郷は骨壺の…」など書57点のほか、草稿、肖像写真、落款印、書簡など。根岸侊雄氏寄贈1995年5月~
井上光晴資料120点。 創作ノート類を中心に、原稿、執筆切抜など。井上は原稿の浄書を夫人にまかせていたが、ノートにはその草稿にあたるものも多い。井上郁子・荒野氏、狩野伸洋氏寄贈1995年7月~
中勘助資料450点。 「天の橋立」草稿、全集未収録を含む中勘助書簡、「かひふかしたけきる音かすかなり」書、遺品・銀の匙、著書、橋本武作成「銀の匙研究ノート」なども。土岐勝信、南谷行宏、橋本和男氏ほか寄贈1995年7月~
李如雲資料130点。 デビュー作「難民行」の系譜作品「父と共に」「漲潮」「楊樹浦」のほか、横浜を舞台にした「異人殺しのあつた朝」「根岸」「地蔵坂」などの小説やエッセイの草稿、書など。望月倫子氏、三好晴世氏寄贈1996年2月~
木下利玄資料2,140点。 歌稿・草稿、日記のほか、武者小路実篤、長与善郎ら「白樺」同人や川田順、北原白秋、前田夕暮など「日光」同人からの書簡、利玄短冊および利玄忌に寄せられた諸家短冊など。学習院での回覧雑誌、志賀直哉らとの回覧ノート「歌枕五人男」など「白樺」前史資料も多数。木下容子氏寄託1996年4月~
平井呈一資料220点。 平井呈一の原稿、小泉八雲、マッケン作品などの訳稿、書簡、書画、遺品、著書、雑誌など。紀田順一郎氏、稲村蓼花、佐藤久子氏寄贈1997年6月~
中尾充夫収集トルストイ資料1,410点。 中尾氏が数十年に渉り収集したトルストイの邦訳著作、研究書、評伝、回想録など。二葉亭四迷訳『軍事小説 つゝを枕』などの稀覯本も含む。このほかヘボン作成による日本初の和英辞書『和英語林集成』初版も受贈。中尾充夫氏寄贈1997年11月~
富永太郎資料550点。 「自画像」「火葬場」「富ヶ谷風景」などの絵や画帖、「秋の悲歎」「鳥獣剝製所」ほか詩稿、詩帖、フランス詩ノートほかのノート類、中原中也ら諸家書簡、肖像写真、旧蔵の洋書など、その短い生涯を網羅する内容。富永一矢・真弘氏ほか寄贈1998年2月~
嶋中雄作・鵬二資料460点。 大岡昇平「レイテ戦記」原稿、永井荷風、坪内逍遙、有島生馬、川端康成、佐藤春夫、野上弥生子ほか書簡、諸家による揮毫帳、『濹東綺譚』私家版や発禁となった『ふらんす物語』など稀覯本、島崎鶏二画島崎藤村デスマスクなど。嶋中雅子氏寄贈1999年1月~
井伏鱒二資料1,660点。 井伏「故篠原陸軍中尉」「「雨月物語」明治翻刻本」原稿や小林秀雄、永井龍男原稿のほか、伴俊彦宛井伏書簡および太宰治、青木南八、開高健、川端康成、庄野潤三、永井龍男、三浦哲郎らからの井伏宛書簡540通など。井伏節代氏寄贈1999年5月~
正岡容資料2,250点。 「雲右衛門前後」「円朝」ほか原稿や創作ノート類、師・吉井勇や阪井久良伎、長谷川伸ら文学者に加え、花柳章太郎、林家正蔵ら芸能関係者からの書簡、書画、執筆切抜、各種印刷物など。戯作や落語関係雑誌・新聞などの旧蔵書も。正岡淳子氏寄贈1999年10月
吉田満資料1,660点。 「戦艦大和ノ最期」初稿や単行本出版の際に小林秀雄、三島由紀夫らから寄せられた推薦文の原稿のほか、「臼淵大尉の場合」「提督伊藤整一の生涯」などの原稿、創作メモ、執筆資料、書簡、執筆切抜、旧蔵書など。吉田嘉子氏寄贈2000年3月
宮田重雄資料2,740点。 宮田画 獅子文六「自由学校」「但馬太郎治伝」などの挿絵原画、梅原龍三郎、獅子文六、藤田嗣治ら書簡、青山二郎ほか揮毫「朱霞緑雲」画文帖、菊池寛らの寄せ書きがある出征旗、田村泰次郎画「ムードンの森の兎料理店」など。宮田洋子・佳子氏寄贈2000年8月~
平塚武二資料270点。 「風と花びら」「ヨコハマのサギ山」ほか原稿、「ヒルコ」「ハエの大旅行」など未完作品草稿、「スプーン君」「おはなし出てこい」NHK台本など。購入資料として「たまむしのずしの物語」など『風と花びら』収録作品原稿。長崎源之助氏、重清敏子氏寄贈2000年8月~
中尾進資料450点。 海音寺潮五郎「西郷隆盛」、司馬 遼 太郎「十一番目の志士」、柴田錬三郎『眠狂四郎無頼控』など中尾進による挿絵や装幀原画多数のほか、荻須高徳、子母沢寛書簡、装幀図書など。結城千華子氏、鈴木恭子氏寄贈2000年10月~
籾山梓月資料5,750点。 俳人であり、籾山書店店主として出版界でも活躍した梓月の、句稿、創作ノート、日記のほか、親密な交流のあった永井荷風をはじめ大須賀乙字、小山内薫、久保田万太郎、島崎藤村、高浜虚子、内藤鳴雪、夏目漱石らの書簡や書など。籾山やす・佐保子・三輪子氏寄贈2000年11月~
吉田凞生資料5,260点。中原中也関連を中心とする大岡昇平ほかの書簡、旧蔵書、雑誌など。吉田倫子氏寄贈2000年11月~
山本七平資料1,400点。 『小林秀雄の流儀』『日本資本主義の精神』などの原稿、執筆誌や七平関連記事の切抜、写真、愛用の眼鏡ほか遺品、安野光雅画の七平デスマスクなど。著書や、山本書店出版物、執筆誌なども多数。山本れい子氏寄贈2001年9月~
野村傳四資料576点。 夏目漱石の門下生だった傳四の原稿のほか、漱石「文学評論」原稿、漱石及び同門の寺田寅彦、野上豊一郎らの傳四宛書簡、漱石初版本など。また柳田国男からの書簡や傳四著書など、教職の傍ら民俗学研究に携わった傳四の業績を伝える資料も。宇宿秀三氏寄託2002年3月
吉野秀雄資料890点。 吉野選・宮崎主宰による歌誌「砂丘」関係の原稿、書簡、書など。このほか藤井美保子氏から須賀幸造宛、竹山秀之助氏から竹山晋一郎宛の吉野書簡350通など。宮崎甲子衛・久子氏ほか寄贈2002年4月~
菅原克己資料440点。 詩稿、創作ノート、自筆パステル画や書、全著作と関連雑誌など。詩稿はノートから発表原稿まで様々な異稿が残されている。パステル画は、自著の表紙に使われた作品も含む。杉本カヅ氏、菅原克己文庫保存会寄贈2002年5月
中村真一郎資料90点。「ドイツ・ロマン派の本」「文学は死なず」「江戸の春」などの原稿、自筆ノート「MORALITE DU PAUL VALERY」、幼少期から晩年までの肖像写真など。佐岐えりぬ氏寄贈2002年11月
野村吉哉資料320点。 『柿の木のある家』「小川のほとり」など大正末期から戦前までの原稿、小川未明、与田凖一らの吉哉追悼原稿、萩原朔太郎書簡、『月の物語』(アンデルセン作)、『ふるさとの山』などの著訳書、主宰誌「童話時代」「親友」など。佐藤緋佐子氏寄贈2004年3月~
唐沢隆三収集資料3,150点。 荻原井泉水の句稿ノートや手帳のほか、井泉水、河東碧梧桐、栗林一石路らの書簡、種田山頭火や井泉水「壁書」などの書画、「層雲」関連印刷物など。また「初雁」「骨」「龍」「層雲会会報」など俳句雑誌も多数。唐沢隆三氏寄贈2005年7月~
日影丈吉資料300点。 デビュー作「かむなぎうた」初稿のほか初期作品「海辺の町の話」「蜃気楼」などの草稿、全集編集の際発見された創作ノート類、スケッチブックなど。日影手刷の同人誌「アルコル」や執筆切抜もある。片岡静氏寄贈2005年8月
富士川英郎資料920点。「菅茶山」「富士川游」ほか原稿、創作ノート、日記、色紙、寺田透書簡や旧蔵書など。富士川義之氏寄贈2006年1月~
小林勇資料3,070点。 幸田露伴『評釈芭蕉七部集』原稿、小林勇「蝸牛庵訪問記」などのノート、手帖、原稿、岩波茂雄、木下杢太郎、斎藤茂吉、寺田寅彦ほかの書簡、書画、写真や遺品、旧蔵書など。小松美沙子氏寄贈2006年7月~
福田恆存資料430点。 「謎の女」「総統いまだ死せず」「解つてたまるか!」など原稿やシェイクスピア訳稿、手入台本、舞台稽古写真、チャタレイ裁判関係資料、愛用の弓道具など。福田逸氏、現代演劇協会寄贈2006年10月~
櫻井書店関係資料2,770点。 石川淳「義貞記」、田中英光「われは海の子」、三好十郎「峯の雪」原稿、尾崎士郎、太宰治、田中英光、塚原健二郎、三島由紀夫、三好十郎、山本夏彦書簡、中川一政、村山知義、茂田井武装幀原画、室生犀星書幅など。櫻井毅氏寄贈2006年12月~
村松梢風資料190点。鎌倉の梢風旧宅跡にあった創作ノート、個人雑誌「騒人」の水島爾保布による表紙原画「騒人十二ケ月帖」、遺品、著書、雑誌「騒人」など。中川節子氏寄贈2009年4月~
阿部合成資料100点。太宰治らと同人誌「星座」を発刊した洋画家・阿部合成らの原稿、山岸外史書簡など。阿部由利子氏寄贈2009年5月
久生十蘭資料720点。自筆原稿「月」「花」(改稿版)、草稿、手入れ切抜、日仏語で書かれた執筆メモや創作ノート、母・阿部鑑宛はがき、写真、台本、執筆切抜や執筆資料、旧蔵の原書など。三ッ谷洋子氏寄贈2009年5月~
山田幸男収集中川一政文芸資料2,780点。 「冬のはじめ」など初期詩稿を含む原稿、高村光太郎書簡、一政装幀原画のほか「春興」「虚実戦ひて~」「椿」書画など。また一政著書と装幀本を網羅する図書1,150冊も。山田幸男氏寄贈2010年6月~
城山三郎資料5,700点。 「指揮官たちの特攻」「もう、きみには頼まない」原稿、石原慎太郎、丸山薫、吉川英治、中曽根康弘ら作家、政財界関係者からの書簡のほか、辻井喬、渡辺淳一弔辞、著書や旧蔵書、スケッチブックなど。井上紀子氏寄贈2010年9月
清岡卓行資料640点。 「マロニエの花が言った」、詩集『氷った焰』ほか原稿、訂正用手入れ本、「海の瞳 原口統三を求めて」創作メモ、河盛好蔵、原口統三ほか書簡、セ・リーグ試合日程編成ノート、著書、清岡編集の詩誌「鰐」など。岩阪恵子氏寄贈2010年12月~
竹山道雄資料7,690点。 「ビルマの竪琴」草稿断片、「憑かれた人々」「手帖」「みじかい命」原稿、ノート、安倍能成、石井桃子、長与善郎書簡、著訳書、旧蔵書など。購入資料として『ビルマの竪琴』(中央公論社 1948)原稿(初出誌への手入れ)も所蔵。竹山保子氏寄贈2011年2月
平尾榮美コレクション武井武雄資料1,780点。 「刊本作品」139冊と専用本箱全揃い、「刊本作品(豆本)ひとりごと」「親類通信」「親類帖」、会員証、記念帖など“親類”と呼ばれた友の会会員関連資料、版画、書簡、『お噺の卵』『花園の車』などの著書や装幀書、掲載誌など。平尾信正・和彦氏寄贈2011年6月
上田保・静栄資料1,350点。 シュルレアリスト・上田保と妻で詩人の上田(旧姓・友谷)静栄資料。高村光太郎による静栄『海に投げた花』序文原稿、萩原朔太郎最晩年の書簡と静栄による朔太郎追悼詩「香華」原稿、日記、金子光晴、森三千代、北園克衛書簡など。加藤弘和氏寄贈2011年11月~
黒岩比佐子収集資料4,300点。 黒岩が執筆のため収集した図書雑誌。『食道楽』『日の出島』『HANA,a Daughter of Japan』ほか村井弦斎著書、「東洋画報」「近時画報」「日露戦争実記」などの国木田独歩関連雑誌など。清水千枝子・章氏寄贈2012年3月
斎藤茂吉資料77点。 佐藤佐太郎旧蔵資料。佐太郎が清書した本文に茂吉の後記を綴じた「歌集白桃」「歌集暁紅」や「後鳥羽院と源実朝」「立石寺の蟬」などの茂吉原稿、愛用の眼鏡など。このほか野崎美智子氏寄贈の茂吉書簡なども。渡辺良彦氏寄託2012年7月
筒井敬介資料1,100点。「コルプス先生動物園へ行く」、未完小説「青くて黒い鳥」、放送台本などの原稿、著書、学習雑誌を中心とした執筆誌など。小西陽子氏寄贈2013年5月
菊本健三収集児童文学資料200点。各国語訳の『星の王子さま』コレクション、『ピーター・パン』初出“The little white bird”(1902)原書ほかピーター・パン関連の貴重書など。菊本昭一氏寄贈2014年5月
秋山駿資料2,290点。 伊藤整文学賞受賞作「人生の検証」をはじめ、「信長」「忠臣蔵」「『生』の日ばかり」など代表作を含む原稿、江藤淳、開高健、北杜夫、埴谷雄高、三浦哲郎、安岡章太郎らからの書簡、執筆誌など。秋山法子氏寄贈2014年8月
須賀敦子資料230点。 イタリア在住時代の家族宛書簡や須賀宛の庄野潤三、松山巌書簡、自筆草稿、写真、コルシア書店から発行された須賀の個人誌「どんぐりのたわごと」15冊揃いなど。北村良子氏寄贈2014年12月
渡邉輝也収集児童文化資料490点。立川文庫ほか諸作家による猿飛佐助作品、原書を含む「ちびくろサンボ」資料、現在刊行が確認されている「カバヤ文庫」全冊と、点数カード、ポスターなど。渡邉輝也氏寄贈2015年9月
本多秋五資料190点。「近代文学」を創刊した1926年から亡くなる前日の2001年1月12日までの日記。本多海太郎氏寄贈2016年5月
佐瀬蘭舟資料370点。 夏目漱石、金子薫園、土岐善麿、山本有三らの蘭舟宛書簡、漱石賛の箱書き「竹根海老」、明治大正期の文学書など。     佐瀬本雄氏寄贈2016年7月~
江藤淳資料830点。 山川方夫、遠藤周作ほか江藤宛諸家書簡、[「夏目漱石論」]草稿、大正大学教授職辞職願、小林秀雄ほか『漱石とその時代』推薦文原稿など。府川紀子氏、辛島貴子氏寄贈2016年10月~
創元社資料240点。 草野心平、小林秀雄、林房雄、舟橋聖一、堀辰雄、山崎豊子、横光利一、吉田健一らの小林茂宛書簡など。竹島雅子氏寄贈2016年11月~
朝倉摂資料540点。 水上勉「桜守」、山本周五郎「季節のない街」ほか、石川達三、井上ひさし、円地文子、開高健、宮尾登美子、吉行淳之介などの小説、児童文学の挿絵や装幀原画など。伊藤亜古氏寄贈2017年1月~
秋元松代資料1,000点。 「山ほととぎすほしいまま」「七人みさき」ほか原稿、創作ノート、取材ノート、日記、橋本多佳子、三好十郎ほか書簡、台本、写真など。林美佐氏寄贈2017年3月
今武平・日出海資料1,000点。 今日出海原稿、日記、書簡、写真、著書、「塔」、「白光」などの自筆回覧雑誌、父・武平宛書簡、武平の日記、雑誌「スルヤ」など。吉田榘子氏寄贈2017年4月
佐々木邦資料170点。「小説とユーモア」、"AKACHAN"(「赤ちゃん」英訳)ほか原稿、日記、創作ノート、手入図書、画帖、写真、著書など。松井和男氏、石塚雅子氏、勝俣真理氏寄贈2017年6月
浜賀知彦収集サークル誌資料1,950点。文学史家・浜賀知彦収集の「詩集下丸子」「京浜文学新聞」「石ツブテ」「京浜のうたごえ」など、京浜地帯をはじめとする職場サークル誌と書簡など。浜賀知彦氏親族寄贈2017年10月
田久保英夫資料230点。デビュー作「緑の年」や「触媒」などの原稿、取材ノート、江藤淳、川端康成、吉行淳之介らの書簡、書、遺品、著書など。田久保美世子氏寄贈2018年3月
深田久弥資料2,330点。 「北の旅」などの原稿・草稿、日記、北畠八穂、中河与一ら宛書簡、山行時のアルバム、著書、執筆誌など。山中春夫氏寄贈2018年10月
夏目漱石・正岡子規資料40点。夏目漱石「素人と黒人 四」原稿、「道草 七十五」「同 七十七」(部分)草稿、漱石書簡、書「不知帖」、正岡子規「承露盤」「俳句分類」草稿、子規書簡、書など。三留正氏寄贈2019年1月
大岡信資料140点。大岡信及び大岡と俳人・詩人による共同制作の書、絵画、工芸品、旧蔵の挿絵原画、滝口修造、西脇順三郎の絵画、萩原朔太郎「ありあけ」原稿など。明治大学寄贈2020年3月

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