設立の趣意
神奈川近代文学館を支援(サポート)する経営者の会設立の趣意
県立神奈川近代文学館は、1984年(昭和59)横浜・山手に開館した近代文学の総合ミュージアムです。文化遺産である文学資料を散逸から守り、県民の共有財産として整備、保存、公開します。県民の文学に対する理解と関心を高めることで、個性的で文化の香り豊かな神奈川を創造していく施設として設立されました。運営は文学者を中心とした神奈川文学振興会に委ねられ、全国に誇り得る施設を有しています。これまでに多くの資料の寄贈を受けてきましたが、資料の質量及びその多角的な活動は高い評価を得ています。しかし、昨今の〈活字離れ〉〈文学離れ〉の状況を考えるとき、さらにこの文学館の事業を周知する活動が求められています。そこで私たちは、文学館の活動を積極的に支援し、文学を愛好する県民の輪を広げるとともに、会員と文学者との親睦を深めてまいりたいと思います。
2000年4月
<発起人>
(株)有隣堂 会長 篠﨑 孝子
(株)飾一 社長 岩宮 陽子
かをり商事(株) 社長 板倉 敬子
(株)鈴廣蒲鉾本店 会長 鈴木 智恵子
(株)近沢レース店 社長 近澤 弘明
(株)萬珍楼 社長 林 兼正
(学)横浜学園 理事長 田沼 智明